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(回答先: 「段ボール箱は朝、捨てた」＝カルロス容疑者を追及へ−小1女児殺害で広島県警（時事通信） - 11月30日21時1分更新 投稿者 まさちゃん 日時 2005 年 11 月 30 日 21:44:00)
広島女児殺害 手配のペルー人逮捕 自宅から同型コンロ
容疑を否認
広島市安芸区の市立矢野西小学校一年、木下あいりちゃん（７つ）が下校途中に殺害された事件で、海田署捜査本部は三十日、殺人と死体遺棄の疑いで、安芸区矢野西四、日系三世ペルー人で職業不詳のピサロ・ヤギ・フアン・カルロス容疑者（３０）を逮捕した。ヤギ容疑者は調べに対し、容疑を否認し「知らない」と供述しているという。捜査本部は同日、ヤギ容疑者の自宅を現場検証し、遺留品の段ボール箱と一致するガスコンロを発見した。
調べでは、ヤギ容疑者は二十二日午後零時三十五分ごろから同二時三十五分ごろまでの間に、遺棄現場近くのヤギ容疑者の自宅アパート、またはその周辺で、あいりちゃんの首を絞め殺害。遺体を段ボール箱に押し込み、黒い絶縁テープで梱包（こんぽう）したうえ、近くの空き地に遺棄した疑い。
ヤギ容疑者が住むアパートの大家らによると、ヤギ容疑者は約一カ月前にアパートに引っ越してきて、一人で暮らしていたという。
捜査本部は身辺捜査を進めた上で逮捕状を取ったが、ヤギ容疑者が所在不明となったため、二十九日夜に指名手配。三十日未明、三重県鈴鹿市の知人宅にいるところを発見し、身柄を確保した。
ヤギ容疑者の身柄は同日午前、海田署に移送。殺害の動機や、遺体を段ボール箱に入れて人目につきやすい空き地に放置した経緯などを追及、事件の全容解明を進める。
これまでの調べで、あいりちゃんは二十二日午後零時三十五分ごろ下校。約十五分後、約五百メートル離れた交番近くで同級生に目撃されたのを最後に足取りが途絶えていた。
遺体は午後三時ごろ、空き地に置かれた段ボール箱の中から発見された。制服姿で脚を折り曲げられ、右足は靴下をはいていなかった。県警によると、ヤギ容疑者の自宅アパートから靴下は見つかっていない。
また、遺棄現場からは、あいりちゃんのランドセルと帽子がなくなっていたが、二十二日夜、遺棄現場から北東約五百メートルの街道沿いの植え込みの中に捨てられているのが見つかった。
捜査本部はこれまで、箱や絶縁テープなどの遺留品について販売ルートを捜査。ガスコンロは安芸区に隣接する東広島市の量販店で九月末からの約一カ月間に約二十台販売されたうちの一台と判明した。
現場が入り組んだ住宅地であることや、殺害から遺棄までの時間が短いことなどから、捜査本部は犯人は現場周辺に生活圏があるとみて、半径約五百メートルに絞って聞き込み捜査を続けていた。
（産経新聞） - 11月30日16時3分更新
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