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(回答先: 「時間ですよ」演出家・作家の久世光彦さんが死去 [読売新聞] 投稿者 white 日時 2006 年 3 月 02 日 17:01:17)
□名演出家・久世光彦氏が急死 [スポーツニッポン]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1748637/detail?rd
名演出家・久世光彦氏が急死
人気テレビドラマ「時間ですよ」「寺内貫太郎一家」などの演出家で、作家としても知られる久世光彦(くぜ・てるひこ)氏が2日午前7時32分、虚血性心不全のため東京都世田谷区の自宅で死去した。70歳。東京都出身。数々のヒット作を世に送り出した名演出家の悲報は、芸能界に大きな衝撃を与えた。
悲しい出来事は突然やってきた。「バタッ」。いつもの朝の静寂を破る嫌な音が響いた。朋子夫人(51)が「ハッ」として久世氏の部屋のドアを開けると、そこに倒れているのは紛れもなく夫だった。驚いて声を掛けても言葉は返ってこなかった。午前8時すぎ、スタッフに連絡。すぐに都内の病院に運ばれたが、意識はすでになかった。
関係者によると、久世氏は前日(1日)まで、特に体調の異常を訴えることもなく、元気な様子で夕食を都内のレストランで済ませた後、帰宅した。今年はすでに2本のテレビドラマを手がけることも決めていたため、新年の事務所開きでは「昨年以上に仕事をしていく」と張り切っていた。
遺体は2日夕刻に都内の自宅に戻り、親族が見守る中、2階の和室に安置された。午後6時すぎ、数多くの久世作品に出演した女優の田中裕子(50)と夫の沢田研二(57)が、さらに樹木希林と本木雅弘(40)が駆け付けた。弔問に訪れた左とん平(68)は「本当に仕事人間。少しぐらい体調が悪くても病院へ行くようなこともなかったし、よく昔は麻雀をしました。自分を世に出してくれた人です」と目を赤くしていた。
久世氏はドラマのヒットメーカーと同時に、作家、舞台演出、作詞家としても活躍。名文家としても知られ、向田邦子さんとの20年近い交流をつづったエッセー「触れもせで」も高い評価を受けた。「一九三四年冬―乱歩」で山本周五郎賞、「蕭々館日録」で泉鏡花文学賞に輝いた。98年には紫綬褒章も受章した。
2006年03月03日06時01分