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(回答先: ロシア革命記念日、祝日でなくなる ロシア(朝日新聞) 投稿者 熊野孤道 日時 2005 年 11 月 02 日 22:00:18)
Yahoo!ニュースからhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051105-00000009-san-intより引用
露の祝日 共産党から改革派まで反対
「国民“統一”の日」→「国民“分裂”の日」
【モスクワ=内藤泰朗】ロシアでは四日、今年初めて施行された祝日「国民統一の日」を迎えたが、共産党から改革派までが同日の祝日化に反対するデモを計画、プーチン政権がもくろむ国家「統一」とはほど遠い状況となっている。国民に団結を呼びかけるほど、反対に国内の「分断」が目立つ結果を招いている。
下院は昨年末、同国の祝日を見直し、一九二〇年代から昨年まで祝日だった十一月七日(合意と和解の日、旧革命記念日)を平日とし、その代わりに四日を「国民統一の日」として新たに祝日とする法案を通過させ、大統領も署名した。この際、ソ連崩壊後創設された憲法記念日(十二月十二日)も廃止された。
四日は、一六一二年に貴族のポジャルスキーと商人のミーニンが協力してポーランド軍からモスクワを解放した「国民の一致団結を象徴する歴史的な日だ」という。しかし、最近の世論調査では、回答者の63%が旧革命記念日の廃止に反対し、87%は四日が何の日か答えられなかった。
四日には「ロシアはわれわれのもの」「チェチェン人、外国人は家に帰れ!」など排他的な民族主義をスローガンに掲げる極右団体「ユーラシア若者同盟」など右翼系団体約三千人がモスクワ中心部でデモ行進。改革派の一部は右翼に反対するデモを行った。一方、共産党のジュガーノフ党首も「(革命記念日の廃止は)歴史への冒涜(ぼうとく)だ」と激しく批判。共産党系勢力は六、七の両日、反政権集会を行う予定だ。ソ連崩壊後、多様化する価値観を象徴する出来事となっている。
(産経新聞) - 11月5日2時45分更新