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(回答先: 銀河系中心部に巨大な「ループ」 名大などのチーム発見(朝日新聞) 投稿者 熊野孤道 日時 2006 年 10 月 09 日 00:01:44)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20061006ik01.htm
星のゆりかご観測、銀河の歴史解明へ前進…名大チーム
天の川銀河の中心部で回転しながら円盤状に広がるガスの表面からガスの一部が噴き出し、巨大な放物線のようなアーチを描いて再びガスの渦の中に吸い込まれていることを、名古屋大の研究チームが突き止めた。
円盤の中には誕生間もない星が数多く存在するが、研究チームは、噴き出したガスが円盤部分に戻る際に起きるガスの激しい衝突が星の誕生にかかわっている可能性があるとしており、銀河の歴史解明につながる研究成果として注目される。
6日付の米科学誌サイエンスに掲載される。
研究チームが、観測に使ったのは、南米チリに名古屋大学が設置している電波望遠鏡「なんてん」。
銀河の中心部で回転する円盤状のガスの半径は約3000光年(1光年は9兆4600億キロ・メートル)に及ぶが、ガスの噴出は、その中心から約2000光年の円盤表面の2か所で起きていた。
円盤の温度は、宇宙空間を漂うガスに比べて異常に高いが、ガスが戻る際の衝突のエネルギーがかかわっている可能性が高く、名大の福井康雄教授は「ガスの衝突が、星の誕生の原因と考えられる」としている。
(2006年10月6日3時25分 読売新聞)
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