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(回答先: 姿勢制御の回復が難航 探査機はやぶさ(共同通信) 投稿者 熊野孤道 日時 2005 年 12 月 03 日 12:41:39)
Yahoo!ニュースからhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051129-00000097-mai-sociより引用
<はやぶさ>姿勢制御用ガス噴射エンジンに新たなトラブル
小惑星の岩石採取に成功した探査機「はやぶさ」について、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は29日、姿勢制御用のガス噴射エンジンに新たなトラブルが発生したと発表した。エンジンは地球までの運航に欠かせず、12月上旬までに復旧できなければ、07年6月の帰還が困難になる。
エンジンは6基ずつ2系統ある。はやぶさは、26日に小惑星イトカワから岩石を採取した後の離陸中、機体上部のエンジンからの燃料漏れが確認された。JAXAは全エンジンを停止、27日から復旧作業を実施。しかし、燃料が漏れたものとは別の系統のエンジンも稼働できなくなり、28日には、はやぶさとの交信も途絶えた。交信は29日午前に復旧したが、姿勢やエンジンの状態などのデータを受け取れず、トラブルの原因は不明だ。新たなエンジントラブルは、燃料などを供給する配管の弁が閉じたままになったか凍結している可能性があるという。
はやぶさは07年6月に岩石の入ったカプセルをオーストラリアの砂漠へ落とす予定だが、そのためには12月上旬にイトカワから出発しなければならない。エンジンが復旧せず姿勢制御ができないと、帰還は困難になる。
JAXAの川口淳一郎・宇宙科学研究本部教授は「深刻なトラブルだ。早急に原因を究明し復旧を目指したい」と話している。【永山悦子】
(毎日新聞) - 11月29日22時39分更新