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(回答先: piyopiyoさんへ、日本は明治以来の貿易立国構想で第二次産業の世界的余波を受け流しましたが。 投稿者 hou 日時 2006 年 2 月 06 日 03:53:27)
houさん
遅レス失礼いたします。
> 最後の最後に人材の育成が追いつかず、第二次大戦という悲劇が待ち受けていましたが。
微妙です。第二次大戦は単純な帝国主義的な発想で起こった現象だと考えています。
現在も日常的に見られる現象ですが、要は選択肢を自ら狭くし、結果的に自分たちを追い込んだだけだと考えます。
> 日本の理想の国家とはいかなる形の国家になるとお考えですか?
> 世界的流れを見ますと、イギリスにはじまる金融改革により
> 経済の流れが、一気に変革しました。
> 第三次産業への転換がイギリスのビックバンからはじまっていると思います。
> その流れは1970年代から始まるサッチャー政権から源流を発し、
> 1980年代には、フランス・オランダ・スペインなどの金融改革を促し、
> 遅れて1990年代にはじまる、シティコープに代表される金融不振を
> アメリカは、不良債権処理という形で解決に導き。
省略
>すなわち、第三次産業とは国家が統制して育成できるものではないと考えています。
> ・piyopiyoさんはどのようにお考えですか?
houさんの文章の初めの部分においてサッチャー氏をあげています。
ご自分で結論をはじめに提示していらっしゃいますね。
> また、そのような流れの中でどのような、具体的な構造変化が可能とお考えですか?
金融市場における富の移動は、より障壁の少なくしかも厚みのある市場を好む傾向があります。
しかも昨今のポートフォリオ理論やゲーム理論などによって十分な理論付けも行われています。
それらの理論に沿った形での市場構成は現状でも様々な障壁によって妨げられています。
何よりも市場を構成する関係者の意識が未だに低い点がもっとも悪い影響を与えているように感じます。
現在の市場経済は決して市場中心主義ではありません。
市場参加者の声はほとんど届くことなく愚鈍な市場関係者によって信用を失っていくのです。
それは、昨今の東証や証券会社のシステムトラブルなどに見られます。
市場はより、市場の参加者の声を聞くべきで国はそれを強行に行う指導的立場にあると考えます。
市場の国内における信用を高め、結果的に国際的市場を形成できれば、それは結果的に世界の富を吸収するでしょう。
そうなれば、低い手数料であっても巨額の利益を生むことになります。
ここでの問題のインフラを説きます。
あくまでモノはカネによってのみ価値形成が為されます。
カネがモノを規定するのであってその逆はあり得ません。
なぜなら、高度に発達した社会によって、モノよりカネに大きな力が与えられたためだと考えます。。
これは、思想や立場を超えた究極的な真理だと考えます。
武力も国際競争力も何も必要ありません。
カネを招く力こそがもっとも重要ではないかと感じます。