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(回答先: どうも書くだけ無駄のようですね。 投稿者 考察者K 日時 2006 年 1 月 09 日 17:23:37)
Kさん。
小生も手短に。
>>【必要な天下りとはどのようなものですか。】
>との事ですが、既に書いているのですが、組織維持(もしくは活性化)のために組織にとって必要な天下りならば「組織の判断で無くならない」のではないか?と言う事です。
Kさんの議論は、必要なのだから、必要なのだ、という、トートロジーというか、思考停止、駄々っ子の論理です。
Kさんは本当に、天下りが公務員の組織維持のために必要不可欠な要件と考えているのですか。
小生は、天下りが全面禁止になっても、次の日から公務員組織が崩壊するとはとても思えません。
>一般的に悪い事と言う常識というかイメージのような物が固定観念になっている事柄について、それが「すべてが本当に悪い事なのか?」「悪い部分もあれば、必要な部分もあるのではないか?」簡単に言えば常識を疑う事も必要ではないか?と問題提起しています。
小生には、「天下りが公務員の組織維持のために必要不可欠な要件と考えている」ことの方が、固定観念に落ち入っているように見えます。
また、「天下りが公務員の組織維持のために必要不可欠な要件と考えている」ことの方が、世間一般的な常識に属しているのではないでしょうか。
まあ、何を言っても、やっても無くならないんだから、しょうがないんじゃないか、という感じですね。
Kさんの言う「組織維持(もしくは活性化)のために組織にとって必要な天下りならば「組織の判断で無くならない」のではないか?と言う事です。」がまさに世間一般的な常識と小生は考えており、そうした常識に対して、問題提起をすべきと考えています。
>日本は外国に比べ転職が自由でないという部分があります。それでも一般企業ならば「自己の希望で転職」は出来る部分です。しかし、公務員が「自己都合で辞めて転職するとしても、何か悪い事をして辞めさせられたと白い目で見られる部分もあります。」
その辺は民間の一流企業でも同じでしょうが、公務員の場合「配置換え希望はわがまま」とされる部分もあるようです。
公務員が自己都合で転職すると白い目で見られる、配置換え希望はわがままとされる、というのも固定観念であり、変えていかなければならない「常識」ではないでしょうか。
こうした理由で、天下りを容認するという思考にはついていけません。
>>【民間企業間でごく一般的な手法なのは、それがお互いに利益を生み出すからです。】
>「はあ?」という部分です。もしそれが本当ならば「公務員の天下りも、互いに利益を生むという部分もある」のだろうと考えられます。官民もしくは官官ならば「癒着構造」であるが「民民」ならば「利益」というのは論として問題だろうと思います。
ここはたしかに難しいところで、天下り容認論のポイントの一つになっていると思います。
しかし、官は民間企業と違って利益を生み出す必要はなく、税金をいかに公平、公正に、有効活用するか、が問われるのではないですか。
その時、天下りが必要不可欠とはとても思えません。
小生は、ここでの多少のロスを惜しむよりも、天下りを容認することによる多大の不利益、不公正の方が重大と考えています。
また、小生は、天下りを容認し、さらに不正、癒着、その他の不利益を排除できるシステムを考えることができません。
また、「官も利益を考える方向を求めるべき」とは小生は考えません。
税金が公平、公正に、しかも有効活用できるシステムがあればいいのであって、そのために情報公開、内部告発制度の充実が必要と考えています。
>>【Kさんは、天下りが引き起こす問題が、退職金の多寡だけと考えているのですか。】
>少なくとも世間のイメージで「許せない部分」はそこに集約されると考えています。
これはKさんの被害妄想としかいいようがない。
天下りはこの国の共同体システム、国家システムの根幹に関わる、もっと本質的な問題を含んでいると思います。
>Kが問題にしているのは「全ての天下りが許されないレベルの悪か?」と言う事です。
>許されないレベルの天下りもある。事は前のレスでも認めている事です。
許されるレベルの天下りを容認することで、多大の国家損失、不公平、不公正を生み出しているとしたら、そして許されるレベルと許されないレベルとを峻別する方法がないとしたら、すべての天下りを禁止するより外に方法がないと考えます。