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(回答先: Re: 必要な天下りとはどのようなものですか。 投稿者 南青山 日時 2006 年 1 月 09 日 15:30:09)
>南青山さん どうもです。
どうも書くだけ無駄のようですので簡単に行きます。
>【必要な天下りとはどのようなものですか。】
との事ですが、既に書いているのですが、組織維持(もしくは活性化)のために組織にとって必要な天下りならば「組織の判断で無くならない」のではないか?と言う事です。
>【もし「悪いこと」であれば、それはすべて「良いこと」に変える必要があるのではないでしょうか。Kさんはデジタル思考の二元論は良くない、という二元論的思考に落ち入っていると思います。】
悪い事が良い事と言うつもりはありません。
一般的に悪い事と言う常識というかイメージのような物が固定観念になっている事柄について、それが「すべてが本当に悪い事なのか?」「悪い部分もあれば、必要な部分もあるのではないか?」簡単に言えば常識を疑う事も必要ではないか?と問題提起しています。
前の著作権問題でも触れましたが、物事には色々な面があります。
公共性、社会性、共存性、個別の権利などです。
Kは以前から「もっと多角的考察をすべき」と主張していますが、多角的に見ても「全ての面においてマイナス面しかないのでしたら、とっくの昔に是正されている」はずだろうと思います。
>【一般企業では、「自分より若い奴が自分の上位ポストに居座ってしま」うことは、日常茶飯事とは言わないまでも、よくあることです。それが嫌な人は転職するか、大企業なら部署替えを希望します。】
日本は外国に比べ転職が自由でないという部分があります。それでも一般企業ならば「自己の希望で転職」は出来る部分です。しかし、公務員が「自己都合で辞めて転職するとしても、何か悪い事をして辞めさせられたと白い目で見られる部分もあります。」
その辺は民間の一流企業でも同じでしょうが、公務員の場合「配置換え希望はわがまま」とされる部分もあるようです。
>【民間企業間でごく一般的な手法なのは、それがお互いに利益を生み出すからです。】
「はあ?」という部分です。もしそれが本当ならば「公務員の天下りも、互いに利益を生むという部分もある」のだろうと考えられます。官民もしくは官官ならば「癒着構造」であるが「民民」ならば「利益」というのは論として問題だろうと思います。
もっとも、官は「全ての企業、国民に対し平等に接する」という部分があり、互いの利益は民間とは別の問題に変化する。という考え方はあるだろうと考えます。しかし、財政再建・赤字体質改善が必要なら「官も利益を考える方向を求めるべき」なのかもしれないという考え方も成立します。ならば「民になれ」も当然成り立ちますが、「潰してしまったら社会機構に問題がある部分は民にはできない」という事もあります。
>【Kさんは、天下りが引き起こす問題が、退職金の多寡だけと考えているのですか。】
少なくとも世間のイメージで「許せない部分」はそこに集約されると考えています。
もちろん、天下りによる癒着構造や便宜供与といった「公平が歪む事の問題点」はある事は承知しています。しかし、公務員が公務員でなくなって「民間企業の職員になる」と見たならば「受け入れた企業に便宜をしなければ」騒ぎ立てる問題はない。とも考えられます。この辺は詭弁です。
Kも癒着構造を起こすような「天下り」を是とは考えていません。
Kが問題にしているのは「全ての天下りが許されないレベルの悪か?」と言う事です。
許されないレベルの天下りもある。事は前のレスでも認めている事です。
問題は世論ですが、仮に40キロ制限の道路を1キロでも超過したら全て捕まえて罰するのが「住みやすい社会か?」という部分です。
「それが規則なのだから、そうすべき」という意見はあっても良いだろうとは思いますが、それは良い事ではないとも考えます。
なお、Kの素性への質問は故意に無視をする事に決めていますのでご了承下さい。