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(回答先: Re: どうも、議論がかみあわないのですが・・ 投稿者 ジャン 日時 2006 年 1 月 08 日 21:03:49)
>ジャンさん どうもです。
多分ですが、議論がかみあわないのはジャンさんが「官製談合は廃止するのが正義」という固定観念に憑かれているからだろうと考えています。
Kも官製談合は方向的には廃止の方向に向かうと考えています。しかし、それは「本当に必要ないのならば」という事が前提になります。多分ですが、官製談合は必要だと思われていたから「あったのですし、無くならない」のです。
Kの考えが正しいのだとすれば「どのような理由から必要だったのか?」を分析し、必要部分の分析と代替え措置が可能か否か?悪(マイナス要因)の部分の分析を行い「本当に廃止が良いのか?是正措置ではどうにもならないのか?」を考えるのがベストなのだろうと考え、それを問題提起している訳です。
勘違いしてもらっては困るのですが、Kは「官製談合は正」と考えているわけではありません。「本当に全てが悪」とするのは正しいのか?と問題提起をしているのです。
ジャンさんの主張は「郵政民営化を前提にした小泉論法と同じ」だろうと考えています。
「悪い事は悪い=一律的に廃止が正しい」というデジタル思考の二元論に陥っているのではないでしょうか?不必要な事ならば「今まであるわけが無く、仮にあったとしても早期に廃止出来るはず」なのです。
必要な部分があるのだとすれば、そこを分析し、代替え措置を考えていく事が必要かもしれません。それによって「官製談合が本当に廃止できる環境ができる」のかもしれません。官製談合の問題点(いかに悪なのか)などはKもそれなりに知っているつもりです。
その上で「プラスの要素とマイナスの要素を分析し、本当にマイナス要因の方が大きいのか?を考えよう」としているのです。
行き過ぎた価格競争は「品質の低下」と「労働賃金の不適正な低下」に繋がります。安ければ正義ではないのです。安すぎるのは「どこかに問題がある」と考えるべきでしょう。
ジャンさんの主張の方向では「良い社会にはならない」のではないかと考えています。
護送船団方式、終身雇用と言った「甘えの構造」は廃止されていく方向性は確立していくでしょう。しかし、人間は二元論で割り切れるような生き物ではありません。「公務員に対する依存体質」は無くならないのだろうと思います。
最近ある郵便局員から聞いた話では「銀行と郵便局で同じ事をしても、郵便局では大きな苦情になるが、銀行で苦情になる事はない」と言う事です。例としていくつか聞いたのですが、時間過ぎに「入れない」で裏口から「送金を頼んだが断られた」という事例だそうです。そもそも「銀行なら裏口に回らない」のでしょうが、あり得る話ではあると考えます。
同級会の会計とか地域の会計などは公務員の比率が高いのだろうとKは考えています。
都合の良いときには良いように利用しながら、自分らの税金の負担になった時には「一元的に削減しろ」というのはあまりにも虫の良い考え方でしょう。
社会コストの負担という意味において「国民は納税義務」があります。ここで自己中的にわがままを主張する風潮を考えていかなければ、この国に未来はないのだろうと考えています。