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こういうアメリカですからね(戦争板、バルセロ愛さん)
http://www.asyura2.com/0510/idletalk16/msg/613.html
投稿者 改善党 日時 2006 年 1 月 04 日 14:56:50: 0bjBm/9.zrGcU
 

(回答先: アメリカからの独立 投稿者 ワヤクチャ 日時 2006 年 1 月 03 日 19:08:55)

 http://asyura2.com/0601/war77/msg/267.html

●結論として

いわゆる「対テロ戦争」は虚構である。

幅広く文書化されていることだが、この戦争を行う前提となったものは総て捏造されているのである。

真実が転倒させられる。戦争の行為が『民主主義』の債権を目指す「人道的介入」として宣告される。

軍事占領と市民の殺害が「平和維持作戦」として紹介される。

いわゆる「反テロ立法」による市民的権利の侵害は、「国内の治安」を施し市民の自由を擁護するための手段としてアピールされる。

一方では、国民経済は危機に陥れられる。健康と教育に対する予算が軍産複合体と警察国家のために削減される。

アメリカ帝国の下で、世界中の何千万もの人々が極貧に追いやられ、国々は開かれた狩場に変えられる。

米国の保護領がいわゆる「国際社会」の祝福を受けて設置される。「暫定政府」が作られる。米国の巨大石油企業によってデザインされた政治的傀儡が普通の顔をして国連のお墨付きを受ける。国連は徐々に米国政府のためのハンコ押し係りの役になりつつある。

戦争の潮流に対する反撃は米国の戦争日程への批判に止まることはできない。問題となるのはつまるところ政治的・軍事的行為と経済的な権力構造の正当性である。それが結局は米国外交政策の定式化と方向性をコントロールするのである。

ブッシュ政権が「対テロ戦争」を遂行する一方で、歴代の米国大統領が国際テロリズムを支え、そそのかし、かくまってきたという明確な証拠(山のような公的文書を含む)があるのだ。

この事実は、本来的には押さえて隠しておかねばならないものである。もしそれが広い世間に漏れこぼれるようなことがあればいわゆる「対テロ戦争」の正当性は「一組のカード」のようにハラハラと崩れ落ちてしまう。そしてその過程でこの仕組みの背後にいる主役たちの正当性も脅かされるかもしれないのだ。

どのようにしたらこの戦争と警察国家を効果的に打ち破ることができるだろうか。基本的には、米国の安全保障ドクトリンのまさしく土台を形作る「対テロ戦争」を論駁することによって、である。

戦争計画というものは反戦気分を通して解体できるものではない。ブッシュ大統領に「どうかジュネーブ協定やニュルンベルグの方針に従ってください」などと頼むことでこの潮流を変えることはできない。結局のところ、継続する反戦の計画のためには、ニュー・ワールド・オーダーの機構と協力体制を武装解除する第一歩として、高い地位にいる戦争犯罪人たちをその席から引きずりおろす必要があるのだ。

この異端審問体制を打ち破るために、我々は同時にそのプロパガンダを、その恐怖と脅迫のキャンペーンを打ち破らなければならない。それは「対テロ戦争」を受け入れさせるために世論に電気刺激を与えるものだからである。

     

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