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(回答先: Re: Re: 認識を改めなければいけないのは、Kさんの方。(その2) 投稿者 南青山 日時 2005 年 12 月 18 日 05:10:36)
>南青山さん どうもです。
南青山さんにも想像力もしくは理論考証能力が欠けているようです。(苦笑)
少ない金額でも盗めば罪でしょうが、この掲示板に「音楽の詩の部分だけ」が書かれた事によって「誰も実質的に損害を受けていない(南青山さんのように考える人の気分は悪くなくのは別)」として、どこに「少額ながらの窃盗」が成り立つのでしょうか?
南青山さんの意見が正しいのならば、古書販売、中古販売の方が著作権者(文化作成者)への実損は大きいと考えられます。
ここを突き詰めていくと「何も文化は発展しなくなってしまう」ので、深くは語りませんが、著作権というのは「著作権の関係者の既得権」という作品制作者とは別の種類の「既得権」です。
アニメなどには制作会社全体の苦労がある。というのは正しい見方でしょう。ですから、作品全てを「海賊版で配信」するなら、それは犯罪でしょう。しかし、キャラクターの似顔絵をホームページに掲載するのは「法律的にはともかくとして、作品を広める宣伝効果」という意味合いの方が現実的には高いはずです。
広告ポスターと「似顔絵を掲載して、その作品に感動を覚えたという感想文を書いた」として、そこには「ほとんど差異はない」と考えられます。あるのは「許可を得たか?無許可だったか?」という資本主義体制の都合だけかもしれません。
そのような点も考えた上で「何が、著作権者に実損を与えるのか?何が制作意欲の後退に繋がるのか?作品の販売のピークは?」とかを総合的に判断する必要があります。
文化には「互いに影響を与えながら、より発展させた方は良い」という面もあるとKは考えています。例えばシャープはX68000のシステム関係のソフトを全て公開し著作権フリーの措置をしました。「資本主義の社会では愚かな行為かもしれませんが、サポートも止めた、絶版のソフトの著作権を主張する会社よりは【企業としては正しい】のだろう」とKは考えています。
著作権保護の2〜3年の根拠ということですが、作品の「新作パワー」という意味ならばそれ以上は持続はしないと言う意味です。後は、ポチポチの売り上げでしょう。それでも作品を作った人には「作品を販売して売れる限りは版権が入って良い」と考えますが、絶版になった作品(既に新規には作らないCDなど市場在庫の整理分しか出回っていない作品)ならば、「著作権に意味はない」と考えられます。その作品の歌詞を掲示板に書いたとして「ベスト版」等の売り上げに影響があるとは考えられません。
南青山さんの意見は「良い・悪い」のデジタル思考の二元論に陥っている気がします。
罪の軽微を問題にするのではなく、その行為が「本当の意味で罪に値するのか?」をKは問題にしています。Kは前から「法律の文字面のみを問題にすべきではない」と主張していますが、南青山さんのような人が増えると息苦しい「言葉だけ丁寧で礼儀正しいだけの社会」になっていくでしょう。