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(回答先: 意見は正しいが認識は間違っていますね 投稿者 考察者K 日時 2005 年 12 月 17 日 18:05:33)
後段が違う議論をしていたのを見落としていたので、お答えします。
とういうか、小生のほうが少々読み違えをしていたようです。
Kさんが「「文書で公開できるのは詩の部分だけ」です。音楽になるには曲が必要です。ですから、掲示板では「絶対に音楽の著作権を侵害する事は不可能」です。」と書いたのは、音楽は曲(演奏)と歌唱と詞とで成り立っているのだから、詞のみの権利を主張するのはちょっと違うのではないかということですね。
こんな頓珍漢なことを考える人いることなど想定外だったので、目に入りませんでした。
>著作権者に対してと言うことならば「歌詞を読んで興味の喚起になり、場合によってはCDなどを買う」という購買意欲の向上になるくらいで、実質的には損害は発生していないだろうと思います。
Kさん、もう一度繰り返しますが、音楽作品は曲(演奏)と歌唱と詞とで成り立っています。
音楽作品に著作権があるのは当然として、曲、演奏、歌唱、詞のすべてに著作権は発生します(音楽の場合はさらに原盤権が著作隣接権として発生しますが)。
最近の例で言えば、楽曲について言えば、小林亜星の楽曲の盗用問題があったし、作詞について言えば、モー娘。の安倍なつみの盗作問題があります。
頓珍漢というのは、Kさんは、詞は楽曲あるいは音楽作品に従属するように考えているところです。
しかし、詩人が作詞をすることもあるし、作詞専門の人もいます。
デラシネが著作権違反をした(小生の敬愛する)岡本おさみも、作詞専門です。
彼らは「著作権者に対してと言うことならば「歌詞を読んで興味の喚起になり、場合によってはCDなどを買う」という購買意欲の向上になるくらいで、実質的には損害は発生していないだろうと思います。」とは考えないでしょう。
>これが、音楽配信の海賊サイトの事でしたら別ですが、今回の例に特化して判断すれば「yu-min-yuさんの主張の方が正しい」のだろうと思います。
作詞の勝手な引用は、音楽配信の海賊サイトが音楽産業そのものを危機に陥れる(ということはアーティストやミュージシャン、作詞家なども危機に陥れる)のと同様に、非常に問題のあるドロボー行為なのです。
>その現実は「擁護されるような代物ではなく、資本階級が既得権(その作品に関わったという権利によって長く収入を得る)」というモノでしょう。
これもまったく違う。著作権者には、経済的に保護される権利もありますが、発表の場所や形態を選ぶ権利もある(金を払えば好きにしていいというものではなく、自分の趣旨にそぐわない場所に不許可を出す権利もあります)。
小生が著作権者であれば、あのようなかたちの掲載は望みません。
著作権は、経済ルール(利益確保)を守るためだけでなく、文化保護という目的もあるのです。