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囲炉裏風七輪持参で馳せ参じます  塩焼きで飲みましょう (阿修羅同窓会実行委員末席)
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投稿者 膝枕 日時 2005 年 12 月 15 日 11:53:33: 7Ub4fvxAMS/.2
 

(回答先: 別世界 投稿者 竹中半兵衛 日時 2005 年 12 月 15 日 01:31:34)


山小屋生活とか田舎暮らしというと男のロマンと呼ばれて久しい言葉だ
定年を迎え、第二の人生はコレ!なんて思い込み、退職金を注ぎ込んで田舎で晴耕雨読の夢の生活ができると実行してしまった人は結構多い。

ところが何かで挫折してすごすごと撤退してしまった人もこれまた多い。つまりは都会生活の安直さに慣れてしまった身体や脳味噌では土や自然と真正面から向き合うには力量不足なのは当たり前、何をするにもそれなりの準備と資質が必要というもの。

定年で退職金を注ぎ込んだ人が挫折したとしても、退職金が無くなるだけで済む。ところが、40代50代で仕事を辞め、「農業で生計を立てるんだ」などと甘い計画で飛び込むと成功する確率はとても低い、さらに借金などしていたりすると悲惨なもので末はホームレスだったりする。

その点、半兵衛さんのように、仕事はそのままで、通える範囲で別荘生活を週末だけとか時々とかするということなら何も問題は起こらない。
生活の全部をある日を堺に180度変えてしまうのはリスクも大きい、まずは軸足はそのままで片足だけを動く範囲で動かしてみるというやり方が失敗が無くてよい。

と、一応の田舎暮らしの基本は大抵の方はご存知でしょうけど、わかっていても失敗してしまう人も結構居るから笑えない。

私の場合、元々が公務員だったわけで、「これで定年後まで安泰だ」と若い頃は思ったものだ。ところが性分が公務員とは掛け離れていたせいか、20代半ばには別の歩み方を模索し始めていた。
まず始めたのが資金をつくること、何をするにも資金は要る、そこで禁止の副業を始めた、数年後には給料の3倍5倍と稼げるようになってしまい、短期間にある程度のお金が貯まった。そこでまず借金なしで自宅を建て、次にしたのがサラリーマンからの脱却の方法。

自営が日本のどこでもできるような資格を取ること、そしてリスク分散で2つの職業を持てるようにと思うようになった。こうして私は日本中、どこでも食うに困らない程度の仕事はすぐにできるような体制が整った。整ったと同時に私は公務員を辞めた。

と、こんな具合に自由気ままな私の生き方が始まったわけだ。

こうなると考えることは「どこに住もうかな?」ということだけ、それで最初は「珊瑚礁の海の南の楽園だろ!」ということで沖縄とかその近くのケラマ諸島とか、端っこの石垣島なんかを夢見て資料を見比べた。ところが地球温暖化で酷暑は次第に酷くなる・・と考え、方向を180度変えて北を探し出した。八ヶ岳山麓などの別荘地も下見に行った。東北も見て回った、しかしどこもイマイチ。此処にしようと思うに到らなかった。しかしこうして探し回った2年間は楽しかったなぁ。そこでとうとう海峡を超え北海道を物色することにした。北海道は学生時代に車で一周したことがあり、記憶は鮮明であったけど、当時は見ても感じなかったものがこの年になると感じるということも多く、「いいなー」と幾度も思った。そしてある場所である風景を見た瞬間「ここにしよう」と思った。

こうして心が決まってしまうと話は急展開。不動産屋に直行し、すぐに契約をしてしまった。で、ここに居を移し本州から移住したわけだが、数年後に問題が起こった。実は私親不孝ながら一応長男(笑)、親が仮病使ったりしながら「かえってこーーーい」コールが頻繁になってきて、仕方が無いから元の東海地方に戻ることにした。北海道の家は別荘となってしまった。まぁ、親が居なくなったらまた住もうなんて考えているがどうなるかは分からない。この北海道の家はとても気に入っていて、2階の窓からの眺めが素晴らしい。朝日が水平線から昇るのが見える、波打ち際から100メートルも離れていないので波音も聞こえる。夏などは窓を開け、ロッキングチェアーに座り潮風の香りを楽しみながら遠く海原とカモメを何も考えず眺めていたり・・・、東の窓からは山頂が吹き飛んだ姿の火山が見える。この雄姿が素晴らしくていくら眺めていても飽きない。雪が被るとさらに美しく見える。

ということで、竹中半兵衛さん こんにちわ


半兵衛さんも周囲数キロの湖畔の散歩ができる場所に居るようですが、湖畔の散歩というのはいいですね。北海道の家も歩いて10分ほどで周囲6キロの湖畔があり、周囲は遊歩道になっている。また遊歩道の何箇所にはすぐ脇の小高い丘に登れる道もあり、頂上には展望台もある。ここは多くの人が散歩していて、いつ歩いても人に出会う。木々を見ると小鳥が群れ鳴き、リスが歩き回り、キツツキが盛んに口ばしで幹を突付いたり、ただ歩くだけでなく色んなものを見たり聞いたり出来、ここを散歩するのがお気に入りで、家を出て数十メートル歩き海岸線に出る、砂浜を少し歩き、カモメと戯れ、その後湖畔に向かい湖を一回りして帰途に着く。こんな散歩が日課だった。

北海道を離れ東海地方に今はいるわけですが、やはり海が恋しい。潮風が懐かしい。山奥だと山の木々しか見えない(当たり前か)。

私は器用貧乏とよく言われたりするが、貧乏は当たっている。器用さもそのとおりで、名人には程遠いが大抵のことは自力でできる。修理もするし何かを作るのも大好き、それも廃物利用が大の得意技。結局は原始生活に向いているということなんでしょう。原始生活といえば・・・

以前阿修羅で紹介した大浜五光さんについて少し、 下記urlをまずはご覧下さい。

http://personal.furano.ne.jp/f378mt/MT%20Pages/oohama.html

この大浜さん、中富良野の原野で実際に生活をされている。原野というのは一定の広さまでは固定資産税が掛からないから原始生活には最適な場所。私は図書館で大浜さんの本を見つけ、「面白い人がいる」ということで、さっそく会いに出かけたという次第。アポ無しで出掛け、やっと見つけて周囲を見渡していると大浜さん本人と眼が合った「アンニヨンハセヨ」とは言わなかったがすぐに会話が始まった。大浜さんのすべて手造りの居宅の脇には東屋がありここで数時間歓談をさせていただいた。初対面であったにも関わらず、旧知の仲のような話ができた。結局は同類ということなんでしょう、話がとても合うし良く分かる。くどく説明する必要も無い会話は楽だし楽しい。

大昔になりますが、自然農法提唱者の福岡正信さんにも本を読んだ直後にアポ無しで訪問したことがある。「この人は面白そう」と思うと会いたくて仕方がなくなり突然会いに行くというのが私のパターンで、皆さん迷惑なはずなのに快く歓待してただいてばかりだった。

半兵衛さんの山小屋(風)の改造建物と杉板の香りにはとても興味があるのでいずれ突然訪ねるかもしれません(迷惑だろうな)。ヒントをいただければ大抵は辿り着く自信はあります。ヒントをもう少しいただけますか?

また・・・阿修羅には面白い人が数多くいらっしゃるから、迷惑でない方はヒントをいただければ突然お邪魔しますよ(やっぱり迷惑だろうな)。しかし・・・海外は行けません m(_ _)m

囲炉裏を持ち運ぶことは無理だから、四角い炉端焼き風の長方形の七輪と木炭とを持参で出かけますんでお酒と魚を用意しておいてください。食べて飲みましょう(えっ、木炭は任せろって?焼くものを持って来いって???)

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