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(回答先: 福岡正信の自然農法について 投稿者 BBマーク 日時 2005 年 12 月 03 日 09:32:07)
福岡さんの近況などご存知でしょうか?さすがにもう齢100歳前後のはずであり、どうしておられるのかと。。。
社会に絶望し山中で彷徨い、夜明けと共に謳い出す木々や鳥たちのざわめきや朝焼けの景観を失意の中で目にした時、この世がパーフェクトな存在である神の創造世界である事を発見したという所からのスタートである彼の立場では、自然農法は人工によって荒らされた自然を元に戻す事を段階的に進める農法という事になります。
親が子のために全てを完璧に準備し与えても、それを拒む子がいるなら、その子が何処まで自立してこの世界を一から作り変えることが出来るか?せいぜい素材の発見、加工、土地の線引き、掘削、山林原野の平坦化・・・
ですから、愚民党さんのいわれる第三自然については、その前に人類がその資格を有するかどうかを考えてみたいと思います。
太陽や諸元素を人類がこの自然界から抽出する事無しに0から生み出せるのであれば、それは別宇宙を作れるという事でもあり、完全自立な訳で、万能であり、その加工も自由であり、その資格も有するという事にもなります。
これを自動車製造に喩えてみれば、その製造技術を持たない者が、世界最高水準にあるX社の新車を購入し、これにいきなり改造を試みるようなものでは無いでしょうか。
そして調子が悪くなり→また改造→この悪循環スパイラルの深みへと嵌って行く・・・
第四自然については半村良の処女作「収穫」。アーサー・C・クラークの「幼年期の終わり」を思い出しました。もしも未読であればお勧めします。
長くなりそうなので、この辺で。