★阿修羅♪ > 雑談専用16 > 286.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: Re:自然を破壊したものはなにか?(ワヤクチャさんへのレスです) 投稿者 heart 日時 2005 年 12 月 04 日 00:52:19)
今、あまり時間が無いので詳しくレスする事はできません。
利潤は「売上ー生産費」の理解で私もしております。
利潤を最大化する為には生産費を下げねばならずその為には大量生産や公害を撒き散らすという事が行われてきました。
つまり悪い物を高く売るという事が利潤追求です。
これが自然を破壊してきました。
高い商品を買う為には労働者は自分が粗悪な仕事をしていても「しょうがない」と思うようになったのです。
労働者にはこのような欺瞞もあると思います。
従って「労働者権力」なるものがいい社会を作るとは限りません。
また、労働者権力なるものは実際には「労働者の代表」と詐称するインテリの権力でしかあり得ないのです。
私は労働の内容(つまり商品の内容)を管理するのは消費者だと思っているので消費者の権力が必要だと思っているのです。
しかも、「環境に配慮した消費者」でなければなりません。
生活協同組合は
比較的小額の出資金を貸し出す事によって経営に消費者が参画するという画期的な事業形態です。
従来の一部の金持ちが主導権を握っている事業形態とは全く運営内容が違います。
これは経済的な民主主義の実験なのです。
協同組合も倒産する事はあります。
しかし、最終的には市場経済を管理する実力を持つようになるでしょう。
これが「可能なる共産主義以外の何ものでもない」とマルクスは言ったのです。
柄谷行人氏の「可能なるコミュニズム」という本に書かれておりました。
協同組合論も論じていきましょう。
楽しみです。