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(回答先: Re: 太平洋戦争が終わった時とは状況設定が全く違うのです。 投稿者 考察者K 日時 2005 年 12 月 03 日 22:25:40)
これは死んだ親父が、壁にぶつかって悩んでいた俺によく言っていた言葉だよ。
「何故出来ないのか。何故自分は駄目なのか。そればかり考えていたのでは、迷路に落ち込んだようにそこから出られなくなる。
それよりも、自分の武器は何か、どうすれば出来るか、それだけを考えろ。そこから道は開けて来る」
一生懸命働くのも確かに大事だけど、しかしただ”がむしゃらに”動いているだけでは結果は出ない。コンビニがいくら24時間営業で経営していても、それなりの工夫をしなければ売り上げを伸ばす事は出来ない。
「頑張った」だけじゃ駄目なんだ。それは昔の人達だって分かってたさ。
江戸時代に、呉服屋だった三井が、それまで1反ごとに売っていた和服の生地を切り売りして業績を伸ばしたように、
手塚治虫氏がリミテッド・アニメ技法を導入して(当時は「あれはアニメじゃなく紙芝居だ!」と批判されたが)コスト削減に成功し、現在のジャパニメーションの基本システムを確立したように、
小売業の中内功氏が、スーパーマーケットで成功したように、
新しい商品や新しいビジネススタイルを生み出す事で時代を乗り切ってきた。ただ精神論にしがみついて、バカ正直に自分を酷使して来た訳じゃない。
明治維新直後の時代も、アメリカに占領された頃も、そして現在も、
「状況の変化にどう対応し、新しい時代を築くにはどうすればいいか?」
の基本原則は同じじゃないかな。 では、また。