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(回答先: Re: 太平洋戦争が終わった時も、みんなそう思っていたサ。 投稿者 Sirent Tears 日時 2005 年 12 月 03 日 21:43:34)
>Sirent Tearsさん ご意見ありがとうございます。
しかし、敗戦当時とは状況設定が全く違っているのです。
当時は、ともかく「がむしゃらに働く事が希望であった」のですが、今回は「がむしゃらに働くだけでは敗北者になる可能性が高い」のです。
ある種の予想では「多くの人の賃金は年収で300万円以下になる」というのもありますが、それでも正社員が維持できる事が条件です。企業が潰れてしまえば、アルバイトをして収入を得るわけですが、そこまで行くと年収は200万円も行かないでしょう。「失業率が下がったって、正社員は減っているのです」
その中では「がむしゃらに働く事では希望が見えてこない」のです。「がむしゃらに働く事が(投資家などに対して)敗北者になって行く」のならば「このド甲斐性無し!」と怒られても奮い立つ目標が見えない事になります。
精神論で乗り切れるのは「目標がしっかりと設定されている」という面も必要なのです。
今回の場合ですと「良い投資家になる」という手段もあるのですが、このような場合は精神論ではなく「知能と知識そして勘と運」という部分によるところが多いので、根性などではいかんともしがたいでしょう。
それでも、一生懸命働けば「食うだけは食える」かもしれませんが、近くに「汗水垂らして働きもしないで悠々と食っている奴がいたら」確実に労働意欲は減少しますね。
敗戦直後の「回り全体が全て必死だった」時とは決定的に違うのです。
なお、外国投資家が去った後の復興と言う意味の可能性もありますが、実は日本の国土を全部芋畑にしても「今の日本の人口を養うのは無理」と言う計算があります。正確に言うと「生かすだけのカロリーは採取できるが、がむしゃらに頑張れる様なカロリーの採取は無理なのだそうです。(寝てるなら生きていられるが、頑張ると死んでしまうと言う事です)」
いずれにしても救いは見出せないでしょう。