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(回答先: 左翼の改良主義と革命主義について [ワヤクチャさんへ] 投稿者 あっしら 日時 2005 年 11 月 28 日 03:31:25)
>>改良は、あくまでも、今を生きる人々が否応なく投げ込まれている「近代」での生存条件を少しでも良くするためのものです。
改良が「近代」を否定した上に構築される革命後の世界とつながりがあるかように考えるのは、錯誤か、「近代」とその後に創っていく世界が決定的に違うという認識が希薄か、革命勢力が政治権力を握れば世の中は良くなるという盲信の現れかなどだろうと思っています。
(「近代」とその後は歴史的(時間軸的)には当然つながっていますから、言いたいことは、“量的変化がもたらす質的転化”といった意味合いでのつながりはないというものです)
改良と革命の違いが理解できていなかったり革命のヴィジョンが曖昧なものでしかないからこそ、革命を標榜している政治勢力が、改良主義的罠に嵌って議会闘争に全精力を注ぎ込んだり、その逆として、労働組合運動などに革命主義や政治主義を持ち込もうとしたり、議会闘争を否定し“直接的大衆闘争”こそ意義があるとするような寝ぼけた動きが絶えないと思っています。
改良主義の罠に嵌ってしまうのは、革命の目的が弱者救済や“実質的”平等主義の実現となり、それが政治的多数派の形成=権了掌握で実現できると考えることに主要因があると考えています。
ちょっと硬い表現を使えば、社会革命が目的として希薄化であったり抽象的なイメージででしかなく、革命志向勢力が権力を握る政治革命がすべてであるかのような考え方になってしまうことで、改良政策のゴールが革命と同等のもののように見えてしまうのではないかと推察しています。>>
改革・改善を積み重ねていく事が急がば回れ! ではないでしょうか。今起こっているさまざまな問題を話し合いで改善させていくべきなのです。ごっこでなく話し合いで。
多数決のごり押しではなく話し合いで。金や暴力ではなく話し合いで。