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(回答先: 知恵者が陥りやすい間違い。 投稿者 考察者K 日時 2005 年 11 月 08 日 21:06:26)
生活世界という視点は、十分に、ポスト・モダン以降、熟した用語であり、近代合理性の「罠」から逃れる手法として、有効である、と考えられている。
「原子力エネルギーが、クリーンなエネルギーである」とか、「御札を増刷すれば、景気は必ず良くなる」とか、「二元論的思考の一般的欠点を、具体的な個々の事例に当てはめる」とか、こうした、「錬金術」的夢遊病的発想は、現実に生きる人間にとって、それほど、有益ではなく、また、時には、危険であることを強く意識するべきだ。
「自然の恵みを、そのまま、取り入れるエネルギー」が「自然」であり、「実際に価値のある創造物が価値を生む」のであり、「人間の認識自体が、不完全であって、特別に、二元論のみが不合理である訳であはない」ことを、「生活者」の視点から理解するべきである。
長ったらしい、理屈の連鎖に、意味を見出す必要は無い。