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(回答先: Kさん、ODAウオッチャーズさん、どうもです。 投稿者 姫 日時 2005 年 11 月 07 日 11:43:53)
2005.11.08 Tuesday
姫さん とても含蓄の在る言葉が並んでいます。今後に期待しています。
Posted by Kaisetsu
http://blog.kaisetsu.org/?eid=234091
一部は、全てが分からないと分からないし、全体も、一部から成立しています。
一点だけ、通貨発行権の絶対性は、既に崩壊していると見ています。
「姫さん」なので、真面目に、専門用語で回答してみますと、通貨の価値は、既に、実体的価値は薄まり、付随的価値によって、実態的価値が推定されているに過ぎません。
つまり、為替という相対的な価値の変動が、「実体」であり、通貨そのものの価値は、「影」です。
この、「変動」を「サブスタンス」(実体)として巨大化するのが、デリバテイブです。デリバテイブは、この「変動」の微分、つまり、「差異」の「差異」、「差分」の「差分」の比較です。
もっと、端的に、ポスト・モダンな言い方をすると、「商標」・・・「ルイビトン」「シャネル」「無印」が「実体」となり、さらに、モデル・チェンジが実体となり、コマーシャルが「実体」となって行く現象です。
また、通貨発行量という言葉も、これは、当然、ニュートンの運動エネルギーと同じものです。ウェイトと速さに依存しています。増刷しても、動かなければ、実際の発行量は増えません。また、動く範囲が問題です。
デジタル化した現在、円も、ドルも、ユーロも、「ルイビトン」「シャネル」「無印」の差ほども、違いが在りません。
イメージが衰退すれば、これらの「虚妄」は、消え去ります。
マトリックスの世界です。
分かる人だけで良いと思って書きました。