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(回答先: 殺人者が支配する社会構造が是正されない。郵政公社は社会構造の縮図である。 投稿者 考察者K 日時 2005 年 10 月 30 日 00:05:41)
Kさん こんばんは
Kさんの熱い投稿を読ませて頂きました。私の愚考を少々述べさせてもらいます。
>殺人者が支配する社会構造が是正されない。郵政公社は社会構造の縮図である。
>Kは思うのだが今の社会構造は根本的に間違っているのである。
>何度か紹介しているが「黙っていられるかい」に考えさせられる意見が書かれている。
道徳心に溢れたひとが政治家なり統治機構に属して貰いたいと思うのは多くの人が意見を同じにすることだと考えます。
しかし、ここ最近の投稿にみられる、徳を中心とした政治機構というのは危険な香りがします。
>【「親の面倒を見た人」とか「正直者」といった評価を政府部門が行うことが問題だと言っているのです。(もちろん、それがあなたの評価によるものでも問題です)】
>Kの考えではK案での実務としての相続の手続きは「自己申告によって、相続人が証明」する事になる。と考えています。厚生年金などの「扶養者控除の申請」のような感じと思うと分かりやすいかもしれませんが、被相続人が死亡した時に「同居で生計を同じくしていた」事はある程度証明は可能だろうと思います。また、同居していなかったとしても「定期的に送金していた被相続人名義の家屋などに住む相続人も、送金の事実が証明できれば相続税は原則非課税」で良いとも考えています。
家族を世話した人が財産相続をする。のは理想としてあるべき姿です。
正直者が馬鹿をみるような社会が好ましいとも思っていません。
が、しかし
政府部門が個人[自己申告によって、相続人が証明]果たして証明が可能なのでしょうか?疑問に感じます。
自己申告で証明したとして、誰が検証するのですか?
第三者機関だとして、判断方法は公開されているのか?
判断方法が明示されていないなら(=属人性をもつ)ならば、その機関は強力な利権をもつことになるでしょう。
相続税100%はオモシロイとは思いますが危険だなぁと感じてます。
【「親の面倒を見た人」とか「正直者」といった評価を
政府部門が行うことが問題だと言っているのです】
↑私はこちらの意見に賛成です。
法を守ってズルをする人たちは大嫌いですが、斜めから見れば
・法治−(政府部門が)道義・道徳的に認められないと考えても、法を守っていれば許容せざるを得ないシステム
・徳治−(政府部門が)徳に反すると考えたならば、処罰を行えるシステム
後者よりは前者の方が、まだましだと考えます。
政府部門が徳を持っている保証がありません。歴史的にみれば持っていない期間が圧倒的に多い筈です。
徳を持たない場合、政府を交換させるというのは事実上、不可能です。
どのようなシステムであれズルをする人を無くすことはできません。
全員が善人にみえる社会は、恐らくどこか見えないところが歪んでます。
なるべくズルをしないような人をつくるのは教育の問題です。
Kさんがおっしゃる、【徳】はきっと明文化できない性質のものですよね。
もし明文化できるならば、法に取り入れて法の一部として機能させる事ができる筈です。
>【分ければいい】で済むなら、相続時の醜い争いなどは起こらないはずです。
>それが往々にして起こるのは「押しの強いものが良い目を見る社会」が現在だからです。
・押しの弱いものが得をする社会
・押しが弱いものが損をしない(しにくい)社会
どちらもうまく想像できません。
貴方が公的機関で苦情を受ける立場だとして、ヤカマシク騒ぎだてる人と物静かな人。どちらを優先しますか。
相続に関する私の理想は分割相続の禁止だと考えてます。(個人の平等に反するので実現は難しいとは思います。)
家長なり、長男なり、長女なり、遺言で選んだ人なり、とにかく一人です。
子供が多数いる場合は、殆どの子供たちはハナから遺産は貰えない事がアタリマエになるシステムが良いです。
受け取った人が分配するか?どうかは、別の問題です。
このシステムのほうが、親と子、子供同士の関係が良くなるだろうと想像しています。