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(回答先: 日本は一つの壁にぶつかっている気がします。 Kはしばらく活動不透明になります。 投稿者 考察者K 日時 2005 年 10 月 08 日 22:19:34)
どういう意味かはご推測いただくしかないが、ことは「イディオロギー」すらも超えた深刻な問題なのかもしれません。
つまり、現在ある社会主義、共産主義、民主主義、資本主義、市場原理主義といったイディオロギーに問題の根源を求めても、何も解決しないのではないかと。
もちろん、宗教に救いを求めても無駄でしょう。
いわんや、政治になぞ・・。
社会とは常に、それを構成する人々を苦しめる“毒”を内在しており、その毒から逃れるためには、人はひとりで生きてゆかなければならないのかもしれない。
さながらあの「孤島マンガ」のように。
人は、良きものを持っている。
それは人を愛する心であり、人の幸せを願う心であり、愛する人を守ろうとする心であり、自然を畏怖し、同時にまた愛し、感謝をする心・・。
だが、そのよきものが「在る」ためには、常にその正反対の「悪しきもの」を必要とする。
その「悪しきもの」とは何なのか、今更ここで列挙する必要はないでしょう。
人は、内省することが必要なのでしょう。
それも通りいっぺんの浅い内省ではなく、深い深い内省が・・。
もし我々に救いがあるとすれば、それは我々自身、他人ではなく「わたし個人」の選択によることなのだろう。
それは、「悪しきもの」を否定することでも、糾弾することでもない。
「良きもの」に生きるか、「悪しきもの」に生きるかという選択だ。