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(回答先: 朝日「名人戦」奪う?|スポーツ報知 投稿者 white 日時 2006 年 4 月 13 日 10:10:19)
□名人戦主催を毎日から朝日に移す提案 日本将棋連盟|毎日新聞
http://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/shougi/news/20060413k0000m040096000c.html
将棋:名人戦主催を毎日から朝日に移す提案 日本将棋連盟
日本将棋連盟(米長邦雄会長)の理事会は12日、東京・千駄ケ谷の将棋会館で所属棋士による棋士会を開き、2007年6月に始まる第66期以降の名人戦・順位戦の主催者を毎日新聞社から朝日新聞社に移す方針を説明した。17日には、大阪で同様の棋士会が開かれる。連盟は、5月中旬に東京で2度目の棋士会を開いた後、議決機関である同26日の総会で態度を最終決定する。決定は票決となる見通し。
出席者によると、棋士会では「理事会だけで進めていいのか。手続き上の問題もある」「もっと時間をかけてやるべきだ」との声が上がるなど、決定に対する異論も出たという。
連盟によると、3月17日に朝日新聞から名人戦の主催者になりたいとの正式な申し入れがあり、同22日に開いた理事会で8人全員一致で朝日新聞への移行を決定。同28日に毎日新聞に通告した。
棋士会には、東京所属の棋士約70人が出席。報道関係者には非公開で約2時間にわたって行われた。終了後に会見した西村一義専務理事によると、中原誠副会長が朝日新聞へ主催者を移す決定をした経緯を説明。質疑応答では、決定に対して賛否両論の意見が出たという。
西村専務理事は「理事会としては厳しい財政事情を考慮して決断したが、『毎日が気の毒』との声もずいぶんいただいた。総会で認められないとこの話は元に戻ることになる」と話した。
出席者によると、朝日新聞の提示額は、名人戦が3億5500万円、臨時棋戦4000万円、普及協力金1億5000万円の5年契約。毎日新聞の現在の契約金は3億3400万円。
朝日新聞は、現在主催している朝日オープン選手権(契約金約1億3500万円)をやめる提案もしており、普及協力金などがなくなった場合、6年後には連盟の収入は約1億1000万円減る計算となる。
ある棋士は「朝日新聞の普及協力費は5年時限であることが不安。それなのに世話になった毎日から代えるのは道義的にいかがなものかと思う」と語った。
【米本浩二、油井雅和】
<名人戦>
将棋界最高の権威、伝統、歴史を誇り、「将棋界至高のタイトル」と言われる。1935年、毎日新聞社の前身、東京日日新聞が、それまでの終身制の名人位を実力制とする提案を将棋連盟にしたことから誕生した。挑戦者を決める順位戦はA級からC級2組まで5クラスに分かれ、最上級のA級の棋士10人によるリーグ戦の勝者が挑戦者となる。49年から76年まで朝日新聞社に主催が移ったが、77年から再び毎日新聞社が主催となり現在に至っている。
将棋:「毎日の名人戦」守ります 編集局長・観堂義憲
http://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/shougi/news/20060413k0000m040103000c.html
毎日新聞 2006年4月12日 21時16分 (最終更新時間 4月12日 23時02分)