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(回答先: NHKスポーツ報道センターチーフ・プロデューサー架空出張 懲戒免職【NHK】 投稿者 どさんこ 日時 2006 年 4 月 11 日 21:55:13)
□NHKチーフプロデューサー、カラ出張1762万円|読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060411-00000114-yom-ent
NHKチーフプロデューサー、カラ出張1762万円
NHKは11日、報道局のチーフプロデューサーが、2000年から6年間にわたってカラ出張を繰り返し、計約1700万円を着服していたと発表した。
NHKでは同日付で本人を懲戒免職としたほか、当時の上司ら10人を出勤停止7日などの懲戒処分にした。
原田豊彦・放送総局長を報酬の1か月分20%減給、石村英二郎・放送総局副総局長も同10%の減給処分とした。近く被害届を警視庁に提出する方針。
一連の不祥事が原因となった受信料不払いに伴う財政難で綱紀粛正を図る中、なおも続けられていた不正行為に、NHKは大きな衝撃を受けている。
NHKによると、カラ出張を行っていたのは、報道局スポーツ報道センターの大下哲史(43)チーフプロデューサー。
札幌放送局と同センターで、スポーツ中継などの業務に当たっていた約6年間に、架空の国内出張名目で242回にわたって計1762万円を受け取り、服飾費や飲食費に充てていたという。同チーフプロデューサーは事実関係をすべて認めており、全額を弁済している。
この不正は、今月初め、九州へのJリーグ取材の際、日程があまりにも過密だったため、不審に思った上司が問い合わせ、発覚した。上司も業務の正確な実態を把握しておらず、札幌時代の出張の約6割が不正だったという。
一時は、128万件にまで上った受信料の支払い拒否・保留件数も、最近ではようやく減少し、先月末現在では120万件を切り、119万8000件となっている。NHKでは、職員の出張に関して全部局を対象に緊急の調査を行う方針だが、今回の問題が契機となって、不払いが再び増加に転じる恐れもある。
記者会見した原田放送総局長は、「見抜けなかったのは痛恨の極み。どこかに抜け道や見落としがあった。コンプライアンス(法令順守)のためには、不断の努力が本当に必要と肝に銘じたい」と陳謝した。
(読売新聞) - 4月11日22時48分更新