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(回答先: ライブドア事件/堀江社長逮捕――小泉首相、竹中大臣、武部幹事長は責任をとれ!(森田実政治日誌)【テレビも同罪だ】 投稿者 gataro 日時 2006 年 1 月 25 日 20:11:16)
2006.1.24(その2)
2006年森田実政治日誌[50]
マスコミ人よ、戦争勢力など悪い勢力に加担するのはやめなさい
マスコミの頽廃を憂うマスコミ内部の友人からの手紙/堕落したマスコミが日本を滅ぼす/ますます右傾化し反中国主義を強めるマスコミとその裏で政治を動かす巨大独占広告企業の陰謀
「麦秀(ばくしゅう)の嘆」(史記)
[滅亡した故国の荒廃を嘆くこと。亡国の嘆き]
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マスコミ内部で働いている友人Z氏から手紙が届いた。最近のマスコミの動きを伝えてきた。マスコミの堕落は深刻である。このままでは、マスコミが国を滅ぼすというのは決して大げさな話ではない、と感じ、以下に要旨を紹介する。
《前略 森田さんが日頃警告しているとおり、マスコミの頽廃はますますひどくなっています。大新聞の記者は、首相官邸と自民党執行部の意向にさえ従っていれば、何でもできると考え大威張りしています。いまの体制派の新聞記者はみな「虎の威を借る狐」のようなものです。小泉・安倍政治の信奉者・支持者がますます肩で風切るような状況になっています。とくに最近、言動が激しいのが反中国主義のテレビと新聞と雑誌です。
テレビ局でとくに反中国主義への傾斜が強いのがテレビ朝日です。世間では、テレビ朝日は朝日新聞系だとみられていますが、報道内容は完全に逆になっています。
とくに深刻なことは、マスコミの中に反中国主義のジャーナリストの秘密結社のようなものができているらしいことです。一種の秘密反中国主義集団のような組織ができていて、各出版社、テレビ局、新聞社に入り込んでいる。あたかも秘密の仕掛人組織のように、指導部があり、横のつながりがある。反中国主義の拠点は産経新聞といくつかのテレビ局と週刊誌ですが、政権の中枢部にボスがいるようです。これらの編集部の中に、反中国主義イデオロギーで固まった記者、ジャーナリストがいて、横の連絡をとりながら、反中国主義の政治家を応援し、中国との友好を推進している政治家を攻撃しています。そしていま、彼らが、反中国主義政治家のリーダー安倍晋三氏を総理大臣につけるために、総決起した感があります。
彼らは、中国との関係修復を主張する主な政治家の周辺を調べ、スキャンダラスな話があれば、それを大げさに騒ぎ立てる準備をし、安倍内閣への露払いの役割を果たそうとしています。彼らは、いま盛んに、日中友好論者の政治家の身辺を調べています。
各テレビ、大新聞では、日中友好を主張するコメンテーターは排除されています。テレビ局の番組改編に伴うメーンキャスターの人選に、巨大広告企業が露骨に干渉しています。某テレビ局で某氏をキャスターに起用しようとしたところ、広告を得られる見通しが立たず断念したという話もあります。巨大広告独占企業の意向で、番組人事も左右されているようです。
森田さんが、ホームページの政治日誌で、電通の巨大な影響力を指摘したことは、マスコミと広告業界に大きな影響を与えました。いままで「電通」を論ずることは誰にもできませんでした。森田さんがテレビに出なくなったことについて、テレビ界内部では「電通を批判したら永遠にテレビ、ラジオ、大新聞に出ることはできない」と言われています。小泉政権、電通、大新聞、テレビが一体となって「平成版大政翼賛体制」がつくられ、国民全体をマインドコントロールできる政治体制をつくりましたが、これを可能にしたのは電通の巨大な影響力です。
森田さんが電通のことを書くまでは、電通のことは絶対的タブーでした。電通が何をしても、マスコミ内部にいるものは、これを問題にすることはできません。電通の名を口にすることすらできませんでした。口にしたら最後、マスコミ界から永遠に追放されてしまいます。電通というのは、それほど強大で恐ろしい権力者的集団です。電通の巨大な力が政治を動かしていることを指摘したのは森田さんだけです。いろいろ圧力はあると思いますが、これからも巨大独占体の電通を監視して、批判してください。
反中国主義イデオロギー集団を裏で動かしているのは外国の政治勢力です。もちろん日本国内の反中国主義イデオロギー集団が中心ではありますが、裏勢力の主力は台湾独立派などかつて中国共産党政権と戦って破れたあと、中国共産党政権に恨みをもって中国の現政権を非難し攻撃しつづけている中国人などのアジア人です。日本の反中国主義イデオロギー集団は、こうした反中国派のアジア人の影響を受け、反中国主義キャンペーンを行っています。資金についての噂も絶えません。これらの勢力の頂点に立っているのが、小泉首相と安倍晋三官房長官です。日本はきわめて危険な道に踏み込もうとしています。しかし、最も大切なのは平和です。どんなことをしても平和は守るべきです。また、連絡します。》
[Zさんへ。お手紙ありがとう。また連絡してください――森田]