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(回答先: 「殺到か、自粛か」の続き(綿井健陽のチクチクPRESS) 投稿者 gataro 日時 2005 年 12 月 26 日 00:07:09)
作成日時 : 2005/12/23 22:49 http://norata.at.webry.info/200512/article_15.html から転載。
「綿井健陽のチクチクPRESS」を見ていて、『「追いかけて殺到、追いかけて自粛」の繰り返し』という、今のメディアに対する内容の話を共感しながら読んでいたんですが、そこのコメント欄を見てみたら、「メディアに籍を置く者です。」という始まりで書かれているコメントがあって、そこにマスコミ側の人の本音が少し垣間見えた気がしたんです。
コメント欄の、上から8個目と10個目に書かれてる、「映画好き」さんのコメント。両方ともここに転載したいところなのですが、それをしていいかどうかためらわれたので、一部分を抜粋させていただくことにします。
《 メディアスクラムもそうなんですけど、何と言いますか、「価値観の単一化」とでも言いますか、ニュースの取り上げ方が恐ろしく陳腐で表面的になってる気がします。
ブッシュがイラク戦争の当初の情報の誤りを認めたという大ニュースの翌日に「セグウェイに乗って官邸に通勤する小泉首相」なんて話をテレビでやってるの見てると脱力します。》
それや、若い記者がプライドを失いつつある、という話だとか、先日NHKでやっていた「クライマーズ・ハイ」というドラマのことに触れていました。
この「クライマーズ・ハイ」、私も前半だけ見ているのですが(後半はビデオに録画してまだ見てない)、むちゃくちゃいいドラマでした。新聞社の記者の話で、上司に歯向かうところが何度もあるんですが、流れや雰囲気に迫力があって、身震いしてしまう位良かったです。
今メディアに籍を置いている人に、同情をすればいいのかというと、そういうことでもないのだとも思うんですけど。
今の世の中の様子を見ていると、情報が必要以上にばらまかれて(意図的にか?)、氾濫して、それを一つ一つ追っているうちに何が大事なことなのかわからなくなってしまう、冷静さを失ってしまう、頭が飽和状態になってしまう…そんなことも多いな、という気がしています。今年の選挙報道がまさにそうだったような気がします。
そういうことに対して、傾向と対策を考えて、何か心掛けが必要だな、と最近思っています。