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(回答先: 糖尿病:「2型」、20年で倍増 対策予算不足に警鐘−−米紙(毎日新聞) 投稿者 シジミ 日時 2006 年 5 月 22 日 23:00:13)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20060522i301.htm
糖尿病患者の生活習慣などを従来の治療より厳格に指導し、脳梗塞(こうそく)のような重い合併症を30%抑える大規模な臨床試験が東大など全国71の医療機関で近く始まる。
身長170センチ、体重72キロの人なら3か月で約8・5キロの減量を目指すなど目標を極めて高く設定する例のない試み。約3000人の患者を3〜4年間追跡し、合併症予防の新たな指針を作る方針だ。
糖尿病は予備軍も含め患者が1620万人もいる“国民病”。合併症は腎臓や網膜の障害など細い血管のほか、脳梗塞、心筋梗塞など太い血管でも起こる。
臨床試験は太い血管の合併症予防が主な目的。血糖値を下げるインスリンの働きが弱まる2型糖尿病患者(45歳以上70歳未満)で、平均血糖値(HbA1c)が7・0%以上あり血圧、脂質が正常でない人が対象。
半数には現在の糖尿病治療ガイドラインに基づく「標準療法」を行い、残り半数には治療薬を使う例も含め、血圧、脂質、血糖の値を正常枠内に戻す「強化療法」を、平均3年間継続。二つのグループ間で合併症の発症率などを比較する。
参加者には血圧計、エネルギー消費も測定する歩数計を貸与し、主治医は患者の記録を常に把握。患者の生活習慣指導が中心になる最初の3か月で数値が改善しない場合、薬の使用や指導を強化する。
国内では、標準療法で腎症、網膜症など細い血管の合併症予防効果の報告はあったが、心筋梗塞などの発症予防に関する研究はなかった。海外では同様の強化療法で心筋梗塞の発症が56%抑制されたという研究があったが、患者数が160人と少なかった。
(2006年5月22日3時7分 読売新聞)
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