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(回答先: 食品添加物の現場 連載8 パックサラダはなぜ何日も色変わりしないのか・殺菌剤のプールで何度も消毒[日刊ゲンダイ] 投稿者 feel 日時 2006 年 2 月 06 日 01:52:56)
日刊ゲンダイ2月3日号
元トップ営業マンがあかす
食品添加物の現場 連載9
安部司
http://gendai.net/
とにかく「裏」の表示をチェック
「台所にないもの」が添加物
これまで、私たちがいつも口にしている食品は、「裏側」でどれほど添加物が使われているかわからないといったお話をしてきました。
「いまの食品は添加物まみれじゃないか!」
「怖くて、気持ち悪くて食べられません」
そんな声が聞こえてくるのも、多くの食品メーカー、外食産業がきちんと情報公開をしてこなかったからです。しかし、これほど添加物が使われている世の中で、添加物
をまったくとらないというのも事実上無理です。どうしても嫌なら、無人島に行くしかありません。
では、そんな添加物とどう付き合えぱいいのでしょう。今回はそれについて考えてみましょう。
そもそも添加物とは何でしょうか.科学者であれば難しい説明を始めるところかもしれませんが、私の答えはいたってシンプル。添加物とは「台所にないもの」です。何でもいいですから、近くにある食品の「裏」の「原材料表示」を見てください。あらためて見ると、そこには驚くほど「台所にないもの」が書かれていないでしょうか。
「難しそうなカタカナがいっぱい並んでいるな」
「どれが毒性があるのか見当もつかない」
そう嘆く必要はありそません。「添加物=台所にないもの」という公式を頭に置いて、ひとつひとつ確認していけばいいのです。たとえぱ、幕の内弁当なら、「ご飯」「塩鮭」やその他のおかず類は台所にあります。しかし、「pH調整剤」は台所にはない。「グリシン」もない。「ソルビン酸」もない。
こうやって見ていけば、どれが添加物で、その食品にどれだけ使われているかが簡単にわかります。「これは台所にある」「これは台所にない」とひとつひとつ順番に見て、「台所にないもの」がたくさん入っているものをなるべく避けるようにすれぱ、おのずと添加物の少ない食品を選ふことになります。
もうおわかりかもしれませんが、添加物と正しく付き合う第一歩は「商品の裏を見ること」です。おにぎり、お弁当、お酒、おつまみ………これからは、食品を買う前にとにかくひっくり返して「裏」を見てください。
「まずは手首の運動から」
私はよくそんな冗談を言います.多くの消費者はお買い物のときに、「値段」と「外見」しか見ていません。それでは、昔の私のような「悪い商人」にだまされて、大量の添加物を知らない間に摂取してしまいます。(つづく)
あべつかさ
1951年福岡県生まれ。山口大学理学部卒業後、添加物および食料商社勤務を経て食品研究所を設立。消費者、流通業者、メーカーを対象にセミナーを開催。現在自然海塩「最進の塩」研究技術部長。著書に「食品の裏側」(東洋経済新報社)
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