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(回答先: ライブドアに初の配当要求へ、会社側「今年も無配」(読売新聞、05.12.24)【上場以来一度も配当を出していないとは】 投稿者 南青山 日時 2005 年 12 月 24 日 15:09:27)
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1580414/detail
ライブドアは25日、東京都内で株主総会を開き、同社として初の配当を実施するという株主提案を否決し、00年4月の上場以来続いている無配が継続されることになった。ただ、同社の堀江貴文社長は今春のニッポン放送争奪戦で「株主利益の尊重」を強く主張した経緯があり、高収益下の無配継続に憤った株主が堀江社長に退任を迫る場面もあった。
企業が株主に対して行う配当では、成長途上にあり赤字続きの企業が無配とすることが多いが、ライブドアは05年9月期連結決算で154億円の最終黒字になっている。このため、株主総会では個人株主から「1株当たり2円の配当(総額約21億円)を行う」との配当提案が出された。
これに対し、堀江社長は「高成長を維持するには、企業の合併・買収(M&A)を実行するための内部留保を積み増す必要がある」と述べ、配当は行わないとする会社側の提案を示した。
配当か、無配継続かは2時間以上にわたって議論され、個人株主の一人が「一般株主の犠牲のうえに会社が成り立っている」と指摘。堀江社長に退任を迫ったのに対し、堀江社長は「10年間株主のことを考えてやってきた」と涙ながらに訴える一幕もあった。
最終的に会社提案の無配が了承されたが、「会社は株主のもの」との論理でニッポン放送株の取得を進めた堀江社長が自社株主に突き上げられる皮肉な総会となった。
総会には、昨年の2倍を超える約5000人が出席。堀江社長は「1カ月1000万円の報酬をもらっている」と自身の収入を公表するとともに、今後の政界進出については「あえて私が出て行く必要は今のところない」と否定的な考えを示した。【岩崎誠】
★「10年間株主のことを考えてやってきた」、しかし、配当はゼロ。ニッポン放送株争奪戦で強く主張した「株主利益の尊重」の看板は何だったのか。連結決算で154億円の最終黒字が出ていながら、「1株当たり2円の配当(総額約21億円)を行う」ことをケチるのがホリエモン流ということだ。いい加減、みんな気づかないのかな。それとも、どうせだますなら最後までだましてほしかった、という心境なのか。しかし、こうしたある種の無責任体制が日本をダメにしていることは確実だ。大騒ぎになっている強度偽装問題と根っこではつながっている。