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(回答先: re:のODA ウォッチャーズ様 忙中、御回答ありがとうございました。 投稿者 hou 日時 2005 年 11 月 19 日 20:45:16)
◆◆宮沢賢治の小説に出てきそうなレターを頂いた。細かく、イチャモン、付けといて、最後に、「素人はこれ以上理解できないので、ODA様からのお返事はお断りいたします。」と、来たもんだ。そこで、添削してみた。
◆◆ODA ウォッチャーズ
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re:のODA ウォッチャーズ様 忙中、御回答ありがとうございました。
http://www.asyura2.com/0510/hasan43/msg/473.html
投稿者 hou 日時 2005 年 11 月 19 日 20:45:16: HWYlsG4gs5FRk
開いていただいた方に御礼もうしあげます。
ODAさんの難解な文章を読み解いてみたいと心がけましたが、小生に間違いがあればご指摘ください。
この投稿は、小生のODA様の投稿である。
最近の「異常な円安」
http://asyura2.com/0510/hasan43/msg/417.html
というとこから、始まっています。これに質問してみました。
今の状態をなにをもって「異常な円安」とするか聞きたかったからです。
小生は、いまの円安は普通の円安だと思っておりましたので、質問してみました。
が、ODA様の最初の回答は、「エキストラ・オーデイナリー」的な円安という
素人には到底理解できない回答でした。
◆◆とは、「通常では無い」ということですね。「異常」とは、性質の変化を含有する場合が在るのですね。そこで、「エキストラ・オーデイナリー」と言って、「近来に見られない円安」と説明しているのですね。「エキストラ・オーデイナリー」は、高等学校では、学ぶ英語ではないでしょうか。これが、分からない、と言われても、ODA ウォッチャーズのせいでは、無いです、ね。(マイナス50点)
ODA様の最終的な回答は
「中・長期債の相場の急落を意に介していないのは、デリバテイブ市場によって、株・金利・債権・為替の相場がグローバルに連結して、合理的な相互作用を起こして変化するシステムが構築されている、という市場専門家の「神話」のためだ。長期の金利上昇は、ドル高を合理的には予想でき、米国への資金流入が、派生商品的には、長期債の相場の上昇期待へ動く。ポートフォリオ理論から言っても、種類の増やすことの方がリスクを分散し、市場に小波を起こし易い。(より、健全な利益と損失を創造できる。)」
というものですが、素人には理解できないので分析を試みました。
\\\\\\\\\\\\\\
ODAさまへ
ど素人には、分からないことが多くもっと簡単に説明していたければ、助かります。
ただもう、ODA様にはお返事いただけないと判断し、小生が疑問に思ったことを書いてみます。お返事は結構です。
ODA様の投稿は、まず翻訳という仕事が伴います。
海外コンサルタントという仕事上、外国生活が長いと、日本語を書くのも大変なことでしょう。
心中お察しいたします。
「中・長期債の相場の急落を意に介していないのは、デリバテイブ市場によって、株・金利・債権・為替の相場がグローバルに連結して、合理的な相互作用を起こして変化するシステムが構築されている、という市場専門家の「神話」のためだ。長期の金利上昇は、ドル高を合理的には予想でき、米国への資金流入が、派生商品的には、長期債の相場の上昇期待へ動く。ポートフォリオ理論から言っても、種類の増やすことの方がリスクを分散し、市場に小波を起こし易い。(より、健全な利益と損失を創造できる。)」
疑問だらけの文章↑ここから翻訳を起こすのは素人には大変つらい作業ですが。
さすが、ODAさんこれだけの 文章で素人に説明する態度は、ほんと御尊敬に値します。
疑問1・・「中・長期債の相場の急落」
下は、10年米国債ですが、これをみるかぎり、そこまで力説して「急落」をしめす状態は
ありません。いったいODA様は何を急落といっておられるのは、不可解ですが。
小生ではわからないものなのでしょう。
http://finance.yahoo.com/q/bc?s=%5ETNX&t=my&l=on&z=m&q=l&c=%5ED
◆◆このは、話の前提が、理解されていないことが、判明しますねえ。つまり、当時は、今も、同じですが、米国の財政赤字と、過度な景気の高揚気分に対して、危機意識を内外の投資家は持っている、という心理が前提にあるのですね。但し、実は、御示しのように、10年米国債等は、依然、堅調なのです。これを、ODA ウォッチャーズは常識として考慮して、「中・長期債の相場の急落を意に介していないのは」と言っているのです。(基本的な背景を理解しない答案→マイナス50点)
疑問2・・意に介していないのは
関係ないのはという意味でしょうか。
中・長期債の相場の急落を意に介していないのは
「中長期債の相場の急落が関係ないのは」
ここで疑問3・・何の意に介さないのか?
中長期債の相場の急落が(x)の意に介していないのは
(x)には何が入るのか検討付きかねます。
疑問4・・市場専門家の認識について
中長期債の相場の急落が(x)に関係ないのは、デリバテイブ市場によって、株・金利・債権・為替の相場がグローバルに連結して、合理的な相互作用を起こして変化するシステムが構築されている、という市場専門家の「神話」のためだ。
市場専門家の間では、そういう認識なのだろうか?
今回の石油相場を考えれば、市場専門家がそういう具合に考えて良いものか?
先物にしても。オプション・スワップにしてもどれだけ機能したのか、もし市場専門家がそういう認識なら、石油価格の卸値上昇は予想もできないとおもう。
疑問5・・「長期の金利上昇は、ドル高を合理的には予想でき、」
アメリカがインフレなら、当然インフレを引き締めるための金利上昇であり、ドル安になります。 金利上昇=ドル高 ????疑問ですね。
もし、上の相場が役にたつなら、2000年の円相場は円安のはずです。
2000年のFRBの金利は6.5%ですが、2000年=107.80円/ドルです。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20040922mh11.htm
疑問7・・米国への資金流入が、派生商品的には、長期債の相場の上昇期待へ動く。
なぜ、米国への資金流入か? 派生商品的には・・素人には想像もできないです。ポートフォリオ理論・・種類の増やすことの方がリスクを分散し、市場に小波を起こし易い。
最後は、そうですか?ですね。
でODA様が何が言いたかったか、想像してみます。
中長期債の急落の理由は、
デリバティブ市場は別にして、
●政策金利の上昇と
●派生商品的に
●アメリカへの資金流入と
●ポートフォリオ理論により
●長期金利上昇=ドル高 円安にな
◆◆以降は、ここまで、ODA ウォッチャーズにとって、houさんが、何を求めているかも、理解不能です。但し、デリバテイブの効果については、一国毎を対象に考えて、その後、連結されるべきでしょう。また、書いてある理論も古いものです。これは、サジェッションです。(ただの、タームの羅列答案として、マイナス27点)
◆◆基礎点(書いてあるだけで与える点を50点として
50-50-50-27=-77
素人的に精一杯理解してみました。
素人はこれ以上理解できないので、ODA様からのお返事はお断りいたします。