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資料 PETをベースとした光分解性・生分解性樹脂の開発について
http://www.asyura2.com/0510/dispute22/msg/780.html
投稿者 hou 日時 2006 年 2 月 19 日 23:38:48: HWYlsG4gs5FRk
 

(回答先: 資料  オーガニックコットンへの切り替え 投稿者 hou 日時 2006 年 2 月 19 日 23:35:58)

http://www.teijin.co.jp/japanese/news/2004/jbd040910_2.html

(グリーンプラ認定取得)


帝人株式会社

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 環境共生への意識の高まりとともに、生分解性樹脂の需要は今急激に伸びています。
こうした中、帝人(株)先端技術研究所では、このたび光でも土でも分解するプラスチックの開発に成功しました。
 従来、光分解性を付与したポリエチレンが知られており、農業資材等に使われていますが、これには分解後、環境中にそのまま残るという問題がありました。今回開発したプラスチックはPETをベースとし、トウモロコシ等のバイオマス由来生分解性成分と光分解促進成分を加えることで、光だけでなく土中の微生物で分解する生分解性も有しており、2004年3月に生分解性プラスチック研究会より「グリーンプラ認定」を取得しました。生分解性樹脂としての基準もクリヤしたことにより、今後市場展開に向けての開発を実施していきます。
 このPETベースの生分解性樹脂は、PETユニットがあるため既存の脂肪族系生分解性樹脂より高い融点を有し、また、当社グループが展開しているポリエステルの新原料リサイクルと組み合わせることで、より環境にやさしい素材として利用することができます。他の生分解性樹脂と合わせて用いることにより、既存の生分解性樹脂の物性を補完することができるため、広い用途での展開が期待されます。

【特 徴】
・光分解性と生分解性の両機能を合わせ持ち、光分解速度のコントロールが可能。
・市販の生分解性脂肪族ポリマーより高い耐熱性(融点205℃)と機械特性を有する。

【期待される用途】
食品包装資材、農業用マルチフィルム等の農業資材、土木資材、コンポスト用資材 等。
※コンポスト = 生ごみ、下水汚泥などの有機性廃棄物からできた堆肥、または堆肥化の手法・技術・システムのこと。

【生分解データ】
三井分析センターでのJIS6583準拠のコンポスト試験において、112日間で60%以上が二酸化炭素に分解されることを確認できた。

■コンポスト埋設による生分解試験結果

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