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(回答先: 資料 オーガニック・フィッシュ(オーストラリア社)について 投稿者 hou 日時 2006 年 2 月 19 日 23:32:36)
http://www.patagonia.com/japan/enviro/organic_cotton.shtml
私たちは、製品の材料となる繊維が環境に与える影響に関して綿密な調査を実施する際、コットンは「ピュア」で「ナチュラル」な植物繊維だと思い込んでいました。
植物であった点は正解でした。
ところが驚いたことに、一般的な栽培法のコットンは、ほとんどがピュアでもナチュラルでもなかったのです。米国の農薬使用量の10%が、農地全体の1%にすぎないコットン栽培に使われていました。カリフォルニア州の6つの郡だけで、一般的な栽培法によるコットンに、毎年26,000トンの農薬が使用されます。さらに調査から、広範囲に集中的に使用している化学肥料、土壌調整剤、枯れ葉剤、その他の化学物質が、土や水、空気を汚染し、数多くの生物に対して多大な害を及ぼしていることがわかったのです。
その現状を変えられるものは、オーガニックコットンへの切り替えでした。有害な農薬を使用せずにコットン栽培をしている人々もいます。彼らの収穫高、コットンの品質は、一般的な栽培法のものと同等か、それ以上であったりします。彼らの栽培法は、生物的特性と健康なエコシステムを活性させ、土質を改良するもので、水の使用量が少なくて済むことも多々あります。オーガニックコットン栽培は時間がかかり、知識や技術を必要とし、現状ではコストの面でも割高です。しかし、それだけの価値はあるのです。
私たちはこの事実を知り、また環境問題の良き友人たちの勧告も受け、選択の余地はないと思いました。1996年、私たちはすべてのコットン製品をオーガニックコットン100%に切り替えたのです。その結果がどうであれ、一般的な栽培法のコットンには決して戻らない覚悟でした。
切り替えた結果、品質に影響がなく、素材感は向上し、何よりも私たちの農業に対する姿勢を根本的に変える刺激となったのです。パタゴニアのオーガニックプログラムでは、何百人もの社員がコットン畑を見学し、農薬使用の危険性とオーガニック栽培の有益性を自分たちの目で見ることができました。そして、私たちの多くはその問題の活動家になったり、自分や家族の衣料や食料をオーガニック製品に切り替えました。
ベネフィシャルT:北米で最大規模のオーガニックコットン・Tシャツのサプライヤー
オーガニックコットンに関する情報:www.sustainablecotton.org
Organic Trade Association(有機取引協会):www.ota.com