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(回答先: 真の豊かさを測る指標、GPI(GDPに代わる概念として) 投稿者 heart 日時 2006 年 2 月 09 日 00:38:22)
GPIは小宮山さんが提唱しておられるというわけではないようです。
小宮山さん自身、上の投稿で掲載した論文のサマリーの中で
「アメリカにおいて開発されて、今、日本でも自治体や経済研究者に注目され、試算も始まった新たな「豊かさ指標」を紹介しつつ」
と書いておられます。
私の勘違いでした。
それから、GPIは、Genuine Progress Indicatorの略のようです。
Genuine Prosperity Indicatorではないようです。
お詫びして訂正いたします。
それから、GPIについて、こういうのも見つけました↓
http://dic.yahoo.co.jp/tribute/2004/05/11/2.html
「Genuine Progress Indicator」の頭文字で「真の進歩指標」と訳される。アメリカのリディファイニング・プログレス研究所が開発した指標。GDP(国内総生産)は成長を続けているが、豊かさと持続性の観点からは問題が多い、という角度から考案された。GPI=GDP−「市場を経由する社会的マイナス要因」+「市場を経由しない社会的プラス要因」という数式で表される。社会的マイナス要因とは環境汚染対策費、犯罪や事故、都市化、家庭崩壊に伴う損失であるが、市場を通る経済活動ならばすべてGDPを押しあげ、あたかも経済が発展したかのように錯覚させる。市場を通過しない社会的プラス要因は、GDPに表れない家事労働、子育て、奉仕活動などである。先進12か国のGDPとGPIの関係をみると、どの国もGDPは右肩上がりで伸びているが、GPIは横ばいか逓減傾向となっている。GPIのピークはアメリカが1969年、ドイツが80年、オランダ、スウェーデンが79年となっている。