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(回答先: そうなると、アイヌ問題はどういう方向にいくべきか。他の民族は? 投稿者 東京音頭 日時 2006 年 2 月 05 日 22:34:51)
マジョリティ志向の強い日米中の支配層は国民の健康や環境、教育、医療より国益を重視している傾向があるのではないかと思います。これまで一度も民主主義を経験しなかった中華帝国にデモクラシーが必要だと思います。中華ファショ翼賛体制に日米ファッショ翼賛体制で、中華軍国主義に日米軍国主義で対抗するのが人類破滅の道でしょう。マイノリティにはこのような非立憲的軍国的な文明に真っ向から対決する道理を持つ部分があると思います。何故ならマジョリティによる破壊的帝国主義的軍国主義的な横暴で最も苦しむのはマイノリティであり、彼らは常に警察国家で最も弾圧される立場にあるからです。中華と日米の対立は資本主義のゆきづまりを示すものといえるでしょう。
一部の陰謀論者が述べている「社会主義とはその表面で掲げる主張とは裏腹に富を一元化するための手段である」という説は中国や北朝鮮、ソ連のような現存共産圏国家のあり方を見れば明らかです。ポルポト派もやはりマイノリティを弾圧しましたし、現存共産圏はアメリカのオルタナティブ足り得なかった。日米帝国主義の真のオルタナティブとして力を発揮できるのは、資本主義の別働隊である独裁的な極左暴力集団ではなく、マジョリティとは全く異なる文化様式を守ろうとする人々ではないでしょうか。
マイノリティは現在進行形で危機に晒されている。このような中で中国は超新星のように巨大化し、日米を呑み込もうとしています。逆に日米もまた中国を呑み込んでいるのであり、日米中はいよいよ複雑で凄まじい対立を持ちながら、ある面では一体化しようとしている。ワンワールドの熾烈な競争からはじかれたマイノリティの運命はどうなるのでしょうか?