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破産板で保険制度の破綻について議論しておりましたが、こちらのほうがよいかと思い、移動しました。
http://asyura2.com/0601/hasan44/msg/682.html
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http://asyura2.com/0601/hasan44/msg/790.html
h>高度先進医療が、保険診療になったというのがポイントなのでは?
h>たとえば、生体肝移植などは昔は高度先進医療だと聞いています。
科学技術は進歩するのですから事実ですが、『ポイント』ではありません。保険適用になるためには受容可能なレベルまでコストの低減化があったはずです。現時点で生体肝移植がぼこぼこ実施されるようになったから高齢者医療費がかさんでいるのではないのですよ。
(かつては確かにシンデレラ医療であった)血液透析はすでに生命維持の基本的な手段としてきわめて広く普及しております。ただ、それだけでも月額40〜50万円かかる。一発で「高額医療」です。おまけに年間3万人ペースで増え続けている。
これが維持できないならば、基本的人権として定着した保険医療水準を引き下げる事態が起こるかもしれない。国家破産ならそれもありうる。諾。そうであっても公平性維持を優先させよというのが私の考えです。
>また、海外との病院との格差とくに中国とインドの医療技術・医師受け入れをおこない
病院の生産性(診療報酬の低下とそれに合わせた医療全体のコスト削減を高める必要があると思います。
「営利目的の医療」の当然の帰結。お金をより多く持っている国がより貧しい国の医療人という(それなりのコストと時間をかけて育成した)人的資源を掠め取っているのでは?医療人を輸出する国で医療が充足しているのならよいのですがね。こゆことがさっと発想できてしまうところが、帝国主義的ですね。
さらに、日本人医師看護師は別料金ってか。米国人医師看護師は高度先進医療ですか。
>中国・インド企業の進出・発展がそれに拍車をかけると、日本の経済は個人消費とも強い産業までも海外に多く投資せざる終えなくなります。
すでに主幹産業たる自動車も生産拠点の海外転移が進んでおり、国内の雇用とは切り離されつつあるようですが。なにか。
>日本にみなが投資しなくなったらどうなるか?
ですから、混合診療を推し進めると、どのようなメカニズムで、みな(誰?)が日本に(日本の何に?)投資して、レガシーコスト????たる建設労働者に対する雇用が維持できて、マスに対する医療水準が維持できるのかとお尋ねしているのです。
>また、高所得・高資産・高齢をキーワードに年金と保険の混合医療・自由診療の選択をオプションとしてつける。
>高所得者には、健康保険以外の道をつける。
自由診療は大いに結構です。しかし混合診療は反対です。というか、混合診療の背後にある考え方が、私の生命観と違う。 houさんは「混合診療」と「自由診療」の違いがわかっていないのかな? あえてイメージをぼかして混合医療を推進することで利益をうる階層の人なのかな?
>いまの健康保険の徴収を一本化し、企業・政府・市町村から一つの組織体を構成
し、だれもが同じ保険料負担とする、若年層・高齢層など正社員とか非正社員などの区別をつけずに
>健康保険をオランダのワークシェアリングに近づける。
賛成
>基礎部分の健康保険と私費の部分の2階建てにする。
>支給する際は、低所得者層の全額給付を認める。
どゆことですか? 私費部分は保険じゃないから、低所得者でも(全額)給付はないのですよね。
基礎部分ってどんなものかあいまいですが、基本的人権部分にそんなものを作るのは反対です。
>健康保険の徴収金額を平均化して、職業差別をなくし、その一方で混合診察を認め
なぜ認める? センテンスの前半部分との因果関係や必然性はありますか? ないのにリエゾンして宣伝しないでくれ。混合診療のメリットは?
>健康保険自体に、基礎的健康保険を使用する際は、健康保険専用の国営のセカンドオピニオンを付加し、いつでも相談、的確に治療できる医師・病院の紹介をおこなう。
賛成
>特に低所得者には、厚生労働省が認める保険診療を高度先進医療まですべてみとめ
>低額で重患者を治療できる(差額ベット代も保険診療に含める。)体制をととのえる。
結構なお話ですが、どう構造改革すればこうなるのかをお示しいただきたい。
>ようするに、いまの日本の経済を考えると、高所得者と低所得者のサービス自由度を高めるということです。
ぜんぜん「要約」になってませんが、しいて言えば低所得者はより乏しい医療を選択する自由が確保される、ということですね。