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(回答先: 東条英機 さんへ 投稿者 hou 日時 2006 年 1 月 07 日 17:16:39)
>帝国陸軍は、アメリカに勝てることを前提に戦争をしたのですか?
日露戦争と同じパターンを狙ったのだと思います。
短期決戦である程度の戦果を上げ交渉をやり直すという感じでしょうか。
>帝国陸軍は、反対派はいなかったのですか。
当時の日本の指導者たちは当然日米の国力の差を知っていたはずですから基本的にはみな反対派であったと思います。
しかし、米国が明らかに対米戦を挑発した外交を展開していましたから、勝てるとは思えず、戦争をしたくはなかったが受けて立つしかなかったということでしょう。
受けて立つしかないという決断を戦争強硬派と言うのは違和感があります。
>当時の対アメリカ戦を想定した帝国陸軍の戦略と戦術はあったのですか?
対米戦を想定した陸軍の戦略とは、米国本土に乗り込んでいくということでしょうか?
戦局が有利に展開して制海権を取り、米国西海岸に艦隊を並べることができる状況というのは
絶好の和平交渉の機会ですから、その場合陸軍の出番はなかったと思います。
>なぜ、帝国陸軍反乱軍は高橋是清を暗殺した後、犯罪人を重刑に処すことができなかったのですか
帝国陸軍反乱軍というのは何なのかわからないのですが。
決起した将校は後日、軍法会議で処断されているようです。
高橋是清の再評価の文章はたいへん勉強になりました。ありがとうございます。