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(回答先: Re: 「生きる意味」 投稿者 あっしら 日時 2005 年 10 月 27 日 02:34:13)
あっしらさん、こんにちは。
BBマークさん、ちわ。
あまり踏み込むこともなく、お二人の熱い議論を外から時々覗かせてもらっております。
小生にとっては非常に興味深いテーマなのですが、実のところBBマークさんが何を仰りたいのか理解できず、静観しておりました次第。
ただ、ご両名の議論を拝見していて、やっと少しわかりかけてきました。
自殺や安楽死の問題はちょっとおいといて、「生きる意味」について、現在どの程度のことまで理解されているか、少し概況(?)をば。
大昔から、この「生きる意味」については、概ね宗教的、哲学的な側面から古今東西、あまたの賢人たちにより考察されてきました。
「生きる意味」は別な表現をすれば「我々はどこから来て、どこへ行くのか」ですが、これは人類における普遍的な「ビッグクエスチョン」として、現在では宗教、哲学は言うに及ばず心理学、精神医学、量子力学、物理学、人類学、社会学、生態学、教育学、医学、生物学、政治学、経済学と現代の知を統合する形でその答えを追及しようとしています。
この潮流は“トランスパーソナル・ムーブメント”と総称され、その要となるのがトランスパーソナル心理学と量子力学の両輪であると言われています。
この地球という惑星の所産である人間は、物質であることはもちろん、同時に極めて精神的な生き物でもあり、人間を知ろうとするとき単に「物質」としての側面から探求することは意味がない。
そこで古来より先人によって考察されてきた宗教的、哲学的な“霊性”というものによりスポットライトが当てられ、そういった考察(仮説)を近代において高度に発達した心理学、量子力学が同時並行的に“裏づけ”始めたということでしょうか。
神秘学上オカルトとして語り継がれてきた“アカシックレコード”。
これが先端科学としての量子力学が理論的可能性とした「量子真空における“ゆらぎ”」や、心理学上においてユングの提唱した「集合無意識」等と見事に符合することは、今や我々は人類史上最大の発見を目前にしている状態にあると言えますまいか。
我々には“魂”があるのか?
“死後の世界”はあるのか?
こういったことに科学のメスが入らなければ、いつまでたっても万人にとっての、また人類にとっての「生きる意味」は見出せないのではないでしょうか。
そして人類の前に、真の「生きる意味」が明示された時、我々は大いなる進化とともに新たなるパラダイムの扉を開けるのではないか。
「生きる意味」について性急な結論を出してしまう前に、我々はもう少し辛抱強く待っていたほうがいいのかもしれません。
冗談抜きにその意味はまもなく、明らかになるかもしれません。