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(回答先: Re: まず、府県が要らないんだ。 投稿者 どうして？ 日時 2005 年 10 月 24 日 14:23:46)
◆◆「どうして？」さん、貴重な、現実から見据えた御意見、感謝します。恐らく、公務員の御経験があるか、極めて身近に感じる環境に御在りの方の御意見と推察します。昨今の現状は、兎角、公務員の内部を知らず、勝手に、公務員という抽象的な事物を雑誌や本、漫画などでイメージして空理空想を語る人が多いです。
◆◆さて、次の諸点については、ODA ウォッチャーズの具体的な立場を明確にしたいと思います。
（再掲）
ただ現時点ではODAウォッチャーズさんの考えと現職公務員との意識の隔たりはかなり
大きいように感じます。まずもって、公務員の労組は反対にまわるでしょう。
しかしODAウォッチャーズさんの過去の言動を拝読すると、労組の反対は想定済みで
人数削減の呼びかけの対象は日ごろ労組からある一定の距離をおいている労働運動に
無関心の公務員の層ではなかろうかと思うのです。
◆◆ODA ウォッチャーズは、労組に組しない、牧歌的公務員と、労組に組する公務員を、一括して処分するべきだと考えていますが、特に、労組に組する公務員の言動は、故意に、税金の無駄遣いと、私的利益誘導を露骨に行ってきた点で、罪は重いと思います。また、労組と言っても、多種であり、自民党の下部組織となっているものもあり、複雑です。しかし、唯物史観にドップリ漬かり、抽象的な「平等」「正義」を翳して、自己利益を図り、無責任体制を維持する体質は同じです。今後の、「リスク」と「利益」のバーター時代には、無用、且、有害です。
（再掲）
かつて自分が公務員であった当時の自分を含めた同僚の素行から推測して、
公費が適性に使われているかをチェックする市民団体が、公費支出が減少する可能性の
ある革新的な案を提案したにせよ、そういう無関心層も日ごろは労働運動にいそしむ同僚にちゃちゃを入れる一方で、『A市に勤務している、いやむしろ、A市民に奉仕しているというプライド、別の言葉でいえば組織に守られている安心感』は外部が思う以上に高く、そのプライド（市民団体からは嘲笑の対象かもしれないが）を切り崩されることに敏感になったら、労組に無関心層をいっきに労組寄りに押しやることにもなりかねないと思います。ただし、この無関心層が革新案の推進者に胸襟を開き、自分の将来の人生設計（収入確保）への確信がもてたら、ODAウォッチャーズさんの提案する方向へ進む可能性はあると思います。鍵はこの無関心層の動向しだいでしょうか。
◆◆無関心層、牧歌的公務員が、危機意識を持って、労組に駆け込んで、効果を生む時期は、小泉自分党の大勝利以前であり、当然、こんなことは、小泉自分党のブレインは先刻承知であり、むしろ、餌を撒いて、労組に屯するように仕掛けるでしょう。一網打尽です。権力とは、そのようなものです。民主主義の権力の基盤は、「選挙結果」です。
（再掲）
この先新自由主義に社会は舵取りされている雰囲気なので、大衆の準備が整わないうちにブルドーザーでざーっと整地されるようなことがおこなわれると、社会不安は増すでしょうね。
◆◆まさに、このための法整備が進められています。これらについて、ODA ウォッチャーズは、誠実に、口を酸っぱくして、警鐘してきましたが、「愚民」には、馬耳東風でした。ものごとには、取り返しの付かないことは、幾らでもあります。甘やかされた、判断を間違えた、中流意識の「団塊世代とその子息層」は、今後、一生、その報いを受けるでしょう、ね。
（再掲）
高度経済成長期に幼児〜学童期をすごした自分にすれば子どもの頃描いた21世紀は
ばら色の世紀のはずだったのですが（遠いまなざし（笑
◆◆１００年後、井原西鶴ではないですが、三代後に、望みを託すべきでしょう。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。