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(回答先: まず、府県が要らないんだ。 投稿者 ODA ウォッチャーズ 日時 2005 年 10 月 24 日 01:19:01)
え〜、まず学のないおばちゃんの反応だということを始めにお断りしておきますね。
ODAウォッチャーズさんの公務員減らしに関してのご意見を2,3拝読いたしましたが
いわゆる一般事務職で管理職にたずさわっていない者は、現行の給与はもらいすぎで
あり人数も減らすべきという主張であるとお見受けしました。今回のもその線に沿った内容であると推察しております。
自分が真っ先に頭に浮かんだのは、現業職のごみ収集人の人たちのことでした。
彼らはA市職員として採用されていますので、A市内のごみしか収集できません。しかし
業務内容で考えれば、A市に隣接するB市、C市、D市・・・に出張してもできる仕事です。同様のことは税務吏員や国保や年金、住民票を交付する等一般職の職員にもあてはまります。
権限のおよぶ範囲が限定されているから、同じ仕事をする人間を何人も雇わなくては
いけないが、ODAウォッチャーズさんの言葉を借りれば、府県を失くせば、職員の数を
もっと減らせるとおっしゃりたいのでしょう。(現に民間企業はそうですね。関東本社一社で管理する顧客のデータは都県を越境していますから)
ただ現時点ではODAウォッチャーズさんの考えと現職公務員との意識の隔たりはかなり
大きいように感じます。まずもって、公務員の労組は反対にまわるでしょう。
しかしODAウォッチャーズさんの過去の言動を拝読すると、労組の反対は想定済みで
人数削減の呼びかけの対象は日ごろ労組からある一定の距離をおいている労働運動に
無関心の公務員の層ではなかろうかと思うのです。
かつて自分が公務員であった当時の自分を含めた同僚の素行から推測して、
公費が適性に使われているかをチェックする市民団体が、公費支出が減少する可能性の
ある革新的な案を提案したにせよ、そういう無関心層も日ごろは労働運動にいそしむ同僚にちゃちゃを入れる一方で、『A市に勤務している、いやむしろ、A市民に奉仕しているというプライド、別の言葉でいえば組織に守られている安心感』は外部が思う以上に高く、そのプライド(市民団体からは嘲笑の対象かもしれないが)を切り崩されることに敏感になったら、労組に無関心層をいっきに労組寄りに押しやることにもなりかねないと思います。ただし、この無関心層が革新案の推進者に胸襟を開き、自分の将来の人生設計(収入確保)への確信がもてたら、ODAウォッチャーズさんの提案する方向へ進む可能性はあると思います。鍵はこの無関心層の動向しだいでしょうか。
この先新自由主義に社会は舵取りされている雰囲気なので、大衆の準備が整わないうちにブルドーザーでざーっと整地されるようなことがおこなわれると、社会不安は増すでしょうね。
高度経済成長期に幼児〜学童期をすごした自分にすれば子どもの頃描いた21世紀は
ばら色の世紀のはずだったのですが(遠いまなざし(笑