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(回答先: あのぅ、すんまへんが・・。 投稿者 デラシネ 日時 2005 年 10 月 21 日 02:07:07)
＞死生観というものは、みんな一人一人、独自のものを持っている。
＞そこには日本人の死生観という共通点も見出せるかもしれないが、基本的に我々はどんな死生観を持とうが自由であり、
＞自分の死生観というものは誰にも侵されることのない聖域だ。
俺は、死生観を持つ事についてとやかく言っているわけではない。どんな死生観を持とうが自由だ。しかし、その死生観についてよく考えたのか？と議論しているだけ。
別にそれを考えなくたっていい。勝手に自分の創り上げた死生観に盲信して、生きていけばいい。そしてその死生観で人々と争えばいい。別に間違ったことではない。
その葛藤を喜んで見ている連中もいるかもしれない。
その時、その連中から見れば、家畜以外の何ものでもないだろうと俺は思うだけだ。
別にそれも間違ったことではない。
生きる目的を創り上げることは、自由だ。それなら、老人を「産業廃棄物」と罵ることを生きがいにしているものも自由だ。
そこには「善悪」はないはずだ。ならなぜそれについて怒る？
それはあなたの盲信している「死生観」に反するからだ。違うかい？
人は無数の思考があり、無数の個性がある。故に「死生観」もバラバラで多様だ。故に問題も起きる。
そして人は「死生観」を多数決にかけて（かけたと思わされ）、死を悪とし、生を善とする社会を築きあげてきた。（そもそも多数決で決められた「死生観」を正しいと盲信してしまうのもどんなもんだろうかと俺は考えてしまうが・・・。）
そしてその大多数の支持する「死生観」を社会は押し付け、洗脳し、植え付ける作業を始める。あなたの「死生観」は、そうして植え付けられたものではないか？
じっくりと考えたのか？と。
何を信じてもすべては自由だ。ただ俺がこの件で議論する相手は、とことん考える奴だけだ。妥協しない奴だけだ。それが良い悪いではない。
考えたくないならそれでいい。俺はこの件については相手にしないだけだ。
＞自己完結しているなら結構だが、「あんたもそうだろう」といった意味合いを含んでいるのなら問題だ。
＞生きることにも死ぬことにも意味を見出せず、善悪もないと判断するのはＢＢマークさんの勝手だが、「他の人はそうは思っていない」ことを認識することが最も重要だ。
＞自分がそう思い他人もそうだろうと決めつけることは、他者の命と尊厳を軽視することに繋がる。
だったら、生きる目的をデラシネさんは言えるのか？何の為に生きる？
その生きる目的をきっちり掘り下げてみたのか？
俺が聞きたいのはデラシネさんの主観的な安易な目的ではない。誰しもが納得する解答だ。
言っている意味がわかるだろうか？
誰一人仲間はずれにすることのない、「人間がなぜ生まれる必要があるのか？」という理由だ。あんたの主観では、生きる価値のないものが出てくるだろう。だったらなぜ彼等は生まれたのだ。
言っている意味がわかるだろうか？（別にわからなくてもいいが）
俺は、主観的な生きる目的が他人にはないだろうと言っているのではない。完全に客観的な、すべての人に存在意義を与える生きる理由を言うことは、誰にもできないと言っているのだ。言えるなら言ってくれ。
＞生や死を自らのうちにある重さで「客観的に」評価しようとする行為は、人類愛の対極にあるものだろう。
＞人類が犯すありとあらゆる愚行と悲劇は、すべてここから始まる。
俺は評価などはしていない。評価するのを認めているのはあなたではないか？
なぜ生きる？という真実を探求しようとすることは、評価だろうか？
もちろん探そうとする欲求そのものは、探すということに対する評価だ。しかしその対象物を評価しているわけではない。ある人を探すのに、その他の人を評価しているわけではないように。
またあなたは「人類愛」と軽々しく持ち出すが、なぜ人類を愛する？人類が素晴らしいものであると心の底から確信できたのだろうか？偽りの人類愛が、悲劇をもたらしているということがわかるだろうか？
なら、なぜに老人を「産業廃棄物」とする人間に対して怒るのか？人類愛と叫んで、人類に戦いを挑んではいないか？
愛は人類を守ることではない。愛は人類に対して何かをすることではない。そして愛は人類の生きる目的でもない。つまり愛はある特定の行動ではなく、愛はありのままであり、そしてそれらの行動すべてをも含む全てだ・・・と俺は思ってる。
わかるだろうか？
だから「これが愛だ」ということはできない。「全てが愛であるか、全てが愛ではないかしかない。」・・・と。
せっかくだから話しておく。
あなたは「愛だ。愛だ。」と各所で騒いでいるが、はっきり言って、まったく頓珍漢な偽りの愛の話しかしていないのではないか？
あなたの知っているのは、世俗的な愛だ。愛は善だとする宗教チックな愛だ。増えたり減ったりする不公平な愛だ。愛のために奪い合い、戦い合わなくてはならないという愛だ。順位付けされる愛だ。愛をプレゼントすると喜ばれる愛だ。愛のために拘束される愛だ。・・・違うかい？
もちろんあなたの行為や、あなたの採用した愛が、間違っていると言っているわけではないし、俺の知っている愛を理解してほしいとも思ってはいない。勘違いしないでくれ。
また最後の方はかなりおせっかいなことを書き込んでいるのも自覚はしている。ただそれをどう判断するかは、あなた次第だ。俺はあなたの為に書いているわけでもない。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。