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「ブランド環境NGO」(グリーンピースやWWF)の欺瞞
(全ての環境NGOが当てはまる訳ではないが)環境NGOが地域の人々のニーズや文化を軽視して、自らの環境保護思想を圧しつけ、地域に壊滅的な影響を及ぼした事例は数多くある。 ウエンツエル(1991)は環境NGOが先導するアザラシ猟反対運動により、カナダ・イヌイットの生活が困窮に追い込まれた事態をその著書に記録している。 1970年代から1980年代にかけて、環境NGOは北大西洋のタテゴトアザラシが絶滅の危機に瀕しているという理由で、アザラシ猟に反対する運動を展開した。 しかしその当時のタテゴトアザラシの資源推定量は約1.800.000頭であり、絶滅とは無縁の状況であった。 現在その資源量はさらに増えて、5.000.000頭以上になっている(2004)。
リン(1992)はグリーンランド・イヌイットに起きた同様の事例をあげ、環境NGOや動物愛護団体がグリーンランド・イヌイットの資源利用を困難にしたばかりでなく、先住民族文化の重要性を軽んじたことを指摘している。
アメリカ合衆国の3大環境保護団体(WWF含む)の2002年の収益の合計は1.5000.000ドル(約1.6兆円)と言われ、これらの団体が世界の環境保護運動を統括している。
チャピン(2004)はそれらの団体が過去10年間の活動を振り返ると、近年、祖先から受け継いだ土地や資源を守ろうとする先住民族をますます無視する傾向が強まっていると報告している。
メディアや一般の人びとがグリーンピースやWWFなどの「ブランド環境NGO」をこのような視点から見ることがないのも事実である。 十分な調査に基づくいくつもの事例をみると、環境NGOへのこれらの批判は事実であり、これらの団体は広報の分野ではプロでありエキスパートであることを忘れてはならない。 これまで捕鯨やアザラシ猟などの禁止を訴えた「反利用(資源利用を禁ずる)」キャンペーンを通して、一般の人びとを欺いてきたと同様に、環境NGOは自らの活動やその目的を巧みにカバーして、一般の人びとを欺いているのである。
環境NGOは各国政府や科学の分野において「監査役」としての役割を担っている。 しかし資金を集めることを理由に特定の立場を主張することになった環境NGOは、別の「監査役」から監視されなければならない立場に置かれている。
仮にグリーンピースがクジラと捕鯨に関して真実を伝えていたとしたら、一般の人びとはほとんどの鯨種は絶滅の危機にあるのではないことを理解しただろうし、日本が南氷洋で行っているクジラ調査は捕鯨取締条約に沿ったものであり、科学的にも評価されているものであることを知ることができただろう。 しかしグリーンピースにとって真実を伝えることは損失であり、一般の人びとが真実を知ったなら「クジラを救え」というキャンペーンは成り立たないし、そのための何百万ドルという寄付を失ってしまうのである。
明らかに環境NGOの戦略は「誇大し、半分だけ真実を伝え、わざとらしいキャンペーン」を続けることにより資金を集めることであり、この戦略はグリーンピース・インターナショナルのディレクターであったウイルキンソン氏が自ら述べている(1998)。
人間と環境と文化 クジラを軸にした一考察
http://www.bk1.co.jp/product/2576267
から 抜粋
http://asyura2.com/0510/nature01/msg/307.html 捕鯨問題
↓ホロコースト産業
http://inri.client.jp/hexagon/floorA6F_hb/a6fhb811.html
お金儲け至上主義・・ 権威・権力をも併せ持つ=権威・権力を持つことでお金が流れ込むシステム 糞ったれです。
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