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(回答先: 「ユダヤ製国家日本」 ラビ・マーヴィン・トケイヤー (著) 我々ユダヤ人がもっとも感謝すべき人物は東條英機 投稿者 TORA 日時 2006 年 2 月 15 日 14:59:35)
これについての反論を書くと論文になるので、少しだけコメントを。
>アメリカの黒人やインディアンの人権が認められるようになったのも戦後の事であり、ブッシュ大統領が「日本を開放して自由と民主主義を根付かせた」と言う演説はお笑い種なのだ。もし日本が立ち上がらなければアメリカの黒人はいまだに公民権も無かったはずだ。パウエルやライスが国務長官になれたのも日本のおかげである。
アメリカの南北戦争が「奴隷制をめぐっての戦争」ということは、一応学問的建前ではあるが、実は北部で発達してきた工業化の為に、労働力不足から、南部の綿畑で働いていた黒人奴隷達を解放し、北部へと移住させるために奴隷制廃止を打ち出したとする説もある。
そして、戦争終結と共に南北戦争用に生産していた武器が余り、アメリカが今でも行っているように「在庫処理」のため、日本に明治維新を起させたともいわれている(笑)。
南北戦争終結は1865年、公民権法成立は1866年、明治政府誕生は1867年(または1868年?)。
勿論、この時の公民権とは名ばかりで、南部では1964年まで、悪名高い「ジム・クロウ法」という人種隔離政策が存在していた。マルコムXやキング牧師の運動は良く知られているが、それだけではない、数多くのアフリカ系アメリカ人たちの「血と汗と波」の抵抗と運動があって、彼らの今日があるのだ。
申し訳ないが、アメリカから見ると日本などハワイに毛の生えたぐらいの島でしかないし、上記のような大それた、そこまでの存在感はないと思う(これを聞いたら、黒人団体が怒ります・・笑)。
本当はもっと学問的に書きたいところだが、時間がないので・・・。
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