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(回答先: 国家破産板リンク「韓国と日本・中国でドルに対して第２のプラザ合意を」から考える。 投稿者 ミスター第二分類 日時 2006 年 3 月 11 日 01:28:41)
>国家破産板に「 韓国と日本・中国でドルに対して第２のプラザ合意を導かなければならない」との記事がありました。
http://asyura2.com/0601/hasan45/msg/575.html
GDPに対する輸出の比率は日本が10%程度なのに韓国・中国は40%程度で、韓国・中国は対外貿易への依存度が内需に比べ大きすぎる。第二のプラザ合意があろうとなかろうと、米国のドルの暴落（恐らく価値は半分以下に）と米国の経済的破綻は避けられないが、そのことによる国家経済へのダメージは日本に比べて中国・韓国で４倍も大きいと言うことになる。
米国が経済的に破綻して対米輸出が激減すれば、輸出先を失った中国からは廉価な製品が大量にあふれ出す事になる。高級品や部品に特化した日本とは異なり韓国は日本から輸入した部品の組立で経済を維持しているので、中国産の廉価な製品に市場を奪われて致命的な打撃を受けることになるだろうと予測される。この記事はそのことを一部の賢明な韓国人に知らせるのが目的だと思われる。
>表面的には「対立」の構図を作っているように見えても、実際にやっている事は「友好」、「安定」に資するという事は政治では良くあるので。韓国の「バランサー」理論は実はカムフラージュですね。
韓国の外務省内部では、親米派の北米局と反米派の条約局＝大統領派との厳しい対立があるのは以下のリンクの通り。政党レベルでも、国民世論レベルでも厳しい対立がある。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/02/23/20060223000075.html
>※常識的に考えて中国、北朝鮮、ロシア、日本、アメリカと渡り合わなければならない
韓国が「外国政策の本心が読み取れるような基本政策を全部公表するようなバカなまね」をするはずはないですね。
貴方は外交に関して理解が不足しているようだ。外交政策の本心を周辺国に分かり易く説明するのは非常に重要なこと。例えば米国は「先制攻撃政策」でテロ国家認定した外国に先制攻撃を加えるという政策を明示している。中国は海洋戦略を公表して西太平洋を支配することを狙っていることを隠さない。米国・中国のような大国ですらこのように路線を明確にしているのに、韓国のような地政学的要衝にある小国が外交の基本政策を明示しないというのはありえないこと。ホンネを出さない、隠すという政策は周辺国の疑心暗鬼を招き、地域を不安定化させるだけの愚かな政策。
>この記事は「アジア諸国と日本の摩擦を影で演出しているのはアメリカ支配層とシオニストか?」を裏づけていますね。
http://asyura2.com/0601/senkyo19/msg/799.html
>これから見るに「アジア諸国間での対立」はアメリカ帝国主義の「陰謀」のような気がします。
>※結局、感情論からの対立は「国益」を損ねるだけ。
その意見には同意するが、私の分析は異なる。盧武鉉大統領とその支持派は本気で「バランサー」になることを狙っているのだと思う。
韓国の盧武鉉大統領は日中戦争の引金として米国により育てられたエージェントか？
http://www.asyura2.com/0510/asia3/msg/785.html
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。