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(回答先: 在日のすべてが強制連行ではない---(2006.2.15 民団新聞) 投稿者 Sirent Tears 日時 2006 年 2 月 17 日 20:21:06)
>Sirent Tearsさん どうもです。
【在日のすべてが強制連行ではない---】というのは多分正しい部分もあるのでしょう。
しかしイコール「強制連行は全てが虚構である」と言う事ではないでしょう。そこを考えずに「一部が違っていたら、全ては違っている」というようなデジタル的二元論は誤りを招くはずです。
征夷大将軍という官職は元は蝦夷を撃ち、平定するという役職でした。遺伝学的には日本には原日本人(沖縄と北海道に多い元から日本に住んでいた)と天津的日本人(大陸から渡ってきた征服者)の二種類の日本人が住んでいるとも言われますが、現在の日本は神武天皇が引き連れてきた、征服者が大多数を占めていると言う説もあります。現在の日本は十分に先進国になったのだから結果的に正解だったと言うのは「征服者側の意見」であり、差別され辺境に追いやられた人に同意を求められるような代物ではありません。
「日本が過去に行った行為を評価して良いのは日本以外でしょう。」己の評価は己が行うべきではありません。
日本が朝鮮に対して行った植民地支配政策は結果的には「韓国・北朝鮮の近代化を進めた」という部分はあるだろうと思います。一般的にアジア諸国に対し西欧諸国が行っていた植民地支配に比べれた場合「少し違うものだった」のかもしれません。
しかし、つい最近(昭和初期)くらいまで行われていた開拓というのを考えてみて下さい。未開地を切り開き日本として使用できる領土を増やす。という「政策が国の方針として行われていた」と言う事です。それは未開の地である蝦夷を切り開く征夷大将軍の役割と同じような考え方が基本であると思われます。
もう少し、分かりやすく解説するなら「豚を太らせてから食べる場合、それを豚に感謝してもられるのか?」と考えてもらうと良いのかもしれません。
確かに朝鮮半島の近代化は進んだとしても、結果的には「大東亜戦争に日本が負けたから、植民地支配前に比べれば良くなった」だけで、大東亜戦争次第では「朝鮮は日本の盾にされ、日本人の奴隷として詐取・利用され続けている可能性も絶無とは言い切れない」のではないでしょうか?
日本が「兄弟国として対等に朝鮮に接し、当時の朝鮮を良い方向に導いた」というのが真実なら、今日のように恨まれるのは逆恨みとも考えられますが、これだけ長い年月が経って「真相の究明が難しくなった今頃」になって「やっぱり、日本の朝鮮植民地支配は正しいものだった」とか「大東亜戦争は侵略戦争ではなかった」と言う事が
>【それとも、ほとぼりが冷めたら再び「やっぱり強制連行だった!」と古い嘘を引っ張り出すつもりか。】
に対応して
それこそ、ほとぼりが冷めたら再び「大東亜戦争は正しい選択だった!」と古い嘘を引っ張り出しているようなものとも考えられます。
少なくとも当時日本の考えは「アジア解放」よりも「日本の富国強兵」に重きが置かれ、多分ですが一部の人は「アジアの発展」というようなボランティア的な考え方をしていたのかもしれませんが、それ以上に多い人は「日本を世界の盟主にする(そのために周辺諸国を利用する)」というような考え方をしていただろうと推察します。
つまり、豚を太らせて食べるのに近い考え方であり、征夷大将軍のように「蝦夷を平定して日本の領土を増やす」というような開拓に似た考え方だったのではないかと考えられます。
いずれにしても、相手があり、その相手が恨んでいるのなら、原因は日本側にもあるわけで、それを「言いつくろって誤魔化そう」というのは、恥ずかしい事です。
ギャンブルを止められている家族の大黒柱(父親)が、欲望に負けてパチンコをして結果的に勝ったとして、それが「誇れるような行為」だと思うのは間違いだろうと思います。