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(回答先: 北朝鮮の深奥を考える! 米国の属国に成り下がった小泉政権に金正日が頭を下げることなど絶対にあり得ない 【行政調査新聞】 投稿者 愚民党 日時 2006 年 2 月 10 日 12:54:55)
>超大国・米国、隣国である巨大国家・中国。これらを相手に回し、無謀とも思える強硬姿勢を貫き通し、欧米思想を撥ね返してアジア文化を死守する北朝鮮。
欧米思想対アジア思想というより、グローバリスト経済対統制経済という側面の方が強いと思います。日米国民から見れば、中国・ロシア・朝鮮はグルで一体化した脅威に見えるでしょうが、北朝鮮は同じ中露の指導者でもケ小平より毛沢東、ゴルバチョフ、エリツィンよりはブレジネフ、プーチンに好感を持つ文化の国に見えます。
中国や韓国は今はジーパンをはく人も多いと思いますが、北朝鮮には援助物資としてジーパンを送っても認められないのです。本音では北朝鮮は今のアメリカナイズやジャパナイズされた茶髪が見られるようになった中国に良い感じを持ってはいないと思います。悦び組で茶髪にする者がいたら、金正日は非常に怒り狂うように思うのです。
「男はつらいよ」はどちらかというと、一昔前の日本を感じさせるものがある。同じ日本文化でも金正日が好きなのはある時期以前の日本文化だと思います。今の日本文化は嫌いなのではないでしょうか。
経済的にも外資を積極的に導入する中国より経済を統制する傾向が強いロシアの方に好感を持っているように見えます。本音の所では。しかし、経済状態があまりにも悪いので、本当は腹わたが煮えくり返る経済改革をせざるを得ないのが現状でしょう。やれるなら、本当は対中貿易や中国からの支援、外資導入なしで経済を立て直したいはずです。ソ連からの支援も断るくらい自立志向が強い国ですから。
韓国人は北朝鮮に同じ朝鮮民族として片思いをしています。韓国人の朝鮮統一の願いは強い。しかし、北朝鮮は元々共産圏になる前から気候が寒冷で収穫が少なく、被差別的
地域だったようです。しかも拉致加害者である北朝鮮地域が、その何百年も前になると北方民族による拉致被害地域になる訳です。北方民族はしばしば朝鮮・中国の北部の農耕民を拉致して農耕をさせました。南は同じ民族として親しみを持っているが、北はソウル(=都)を中心とする南に恨みのような感情を持っている。朝鮮半島の住民を一つの民族・国としてまとめたのが新羅であり、その現朝鮮の元である新羅を金正日が「事大主義の極み」として非難するということは南北対立は深そうです。