★阿修羅♪ > アジア3 > 448.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 別冊宝島「中国韓国の歴史教科書」に書かれた日本( CLick for Anti War 最新メモ ) 投稿者 gataro 日時 2005 年 12 月 29 日 00:28:33)
2005-12-29
・・・不可解な事件のさらにつづき。
http://d.hatena.ne.jp/claw/20051229 から転載。
▼上海総領事館員が自殺 遺書残し 中国から情報提供強要
(産経新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051227-00000038-san-soci
▼中国当局が脅迫か…上海総領事館員の首吊り自殺
ホステス使い色仕掛け
http://www.zakzak.co.jp/top/2005_12/t2005122701.html
・・・↑この記事でちょっと面白かったところ。
>赴任後、領事は同僚に連れられ、外国企業が多く集まる虹橋地区にあるカラオケクラブに足を踏み入れる。そして、1人のホステスに魅せられ、足しげく出入りするようになった。
>クラブは事実上、個室で、ホステスが“接待”してくれる。そのうち、ホステスは中国当局に摘発され、取り調べで上客だった日本人の名を供述するよう強要された。
>供述の中に領事の名前があることに目を付けた当局は、15年6月、このホステスを利用して情報機関に所属する工作員の男に領事を接触させた。
↑↓
>きまじめだった領事は工作員と深い付き合いとなってしまったことに責任を感じ、総領事や妻、同僚に計5通の遺書を残して自殺。総領事あての遺書には「自分はどうしても国を売ることはできない」などと記されていたという。
・・・「虹橋地区にあるカラオケクラブに足を踏み入れ」「1人のホステスに魅せられ、足しげく出入りするようになった」が、「きまじめだった領事」・・・この人物像が、俺にはいまひとつよくわからない。フジサンケイグループの基準では、「シャンハイの『カラオケクラブ』へホステス目当てに通う」のも「きまじめ」の範囲内なのかもしれない。
さらにもうひとつ。
>冷戦さながらの色仕掛けによる諜報(ちょうほう)戦。外務省は、国を守ろうと“殉職”した職員について事実関係を一切、公表していない。
・・・諜報戦?・・・殉職?・・・(@∀@)
平和ボケしたZAKZAK記者は恥を知ってほしい。大使館や領事館においては、こういうのは日常茶飯事じゃないのだろうかと。「諜報戦」をなめるな、「殉職」に謝れと(@∀@)
こういう場合、たとえば脅迫に応じるふりをさせて欺瞞情報を流すとか、脅迫者の姿や言葉を記録してしまうとか、組織的背景をさぐるとかすることもできただろう。「諜報戦」というからには、最低でもそれくらいはやってもらわないと困る。その上で不慮の死をとげるならば、「殉職」の言葉もふさわしい。
そういう意味では、「国を売ることはできない」のところはツッコミどころではないだろうか。「国を売ることはできない」のはわかったから、まず上司に相談しろよ、とアドバイスしたくなる。トラブルが発生したら「まず報告」というのが、責任ある「社会人」とかいうものの基本的な原則だと思っていたのだが、外務省では違うのだろうか。
▼外務省、ウィーン条約に違反と中国を批判…館員自殺で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051228-00000114-yom-int
▼中国政府に4回抗議 上海総領事館員の自殺問題
http://www.sankei.co.jp/news/051228/sei051.htm
・・・もちろん、どんな事情があろうと、外務省職員が他国の情報機関員に脅迫されていたとわかった場合、その国に抗議するのは当然のことだ。
だがしかし、今回かなりしまらない抗議になったことは想像にかたくない。なにしろ脅迫されたという職員は自殺してしまってる。遺書があったところで、誰に脅迫されたかも明らかでないから、脅迫の事実そのものが証明できない。どういう経過で脅迫を受ける羽目になったのかも、公式の場では詳細を公開されていない。(それは国家機密ということだろうか?)(@∀@)・・・いずれにしても中国政府は、いくらでもとぼけることができてしまう。つくづく自殺なんかするもんではない。
・・・この事件に関して、2ちゃんでも意見は二分される。この事件を「愛国ネタ」として祭にしようとする者と、「痛いニュース」として見る者と。
前者の意見は、こんな感じで・・・
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1135714496/
360 :名無しさん@6周年:2005/12/28(水) 22:16:01 ID:+9YIbwT/0
日本の外務省がぬるま湯でボケてるのは、防衛庁が省じゃないし、
大きな諜報機関もないからだよね。後者の2つで外務省を
どやしつけるくらいでないと。
383 :名無しさん@6周年:2005/12/28(水) 22:40:51 ID:yrURudFb0
今北工務店
ろくにレスも読んでないが
電化製品とか衣料品の値段が倍になっても問題ないから
企業は中国から撤退しよう
国際支援も止めて国交を制限しまひょ
462 :名無しさん@6周年:2005/12/29(木) 00:01:37 ID:sPhpE9M+0
お前らはコレの重要性が分かってんのか?
自殺したこの人は暗号要員だったんだぞ?優秀な
んで機密を聞き出そうとしたんだぜ?
超国家機密だ!ミッドウェーを思い出せ!!!
この問題は右も左も関係ねーよ。
一年遅れたってのは六カ国会議をやってたため足並み揃えたかったをだろう、きっと
これガス田とかデモとか潜水艦はいってくるとかよりも
もっともっとヤバい事件だ
奴は死して日本守ったようなもんだ
514 :名無しさん@6周年:2005/12/29(木) 00:27:33 ID:em7aeatY0
女に引っ掛かったのはちょっとアレだけど、
国を売ることを良しとしなかったこの人は靖国神社に祭ってあげて欲しい。
で、中国とは当然開戦だよな?
・・・後者の意見はこうだ。
http://sports2.2ch.net/test/read.cgi/iraq/1132561551/l50
633 :国連な成しさん :05/12/29 00:26 ID:a25fxk1o
「チャイナ美人とお○んこはできても
国を売ることはできない」
「上司への報告はさぼっても
国を売ることはできない」
なるほど、「国を売ることはできない」っていうのは便利な言葉だと思ったよ。
638 :国連な成しさん :05/12/29 08:08 ID:fJBKLQIQ
>電信官は、遺書の中で、総領事館員の氏名は答えたものの、
他の情報については回答を拒否したと記しているという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051229-00000301-yom-soci&kz=soci
「総領事館員の氏名は答えたものの、
国を売ることはできない」
「国を売ることはできない」って本当に都合のいい言葉ですね。
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/mass/1134973441/601-700
691 :文責・名無しさん :2005/12/29(木) 06:59:25 ID:RmiAovvw
今日の産経抄は、スレの流れ通りのスパイ事件だな。
http://www.sankei.co.jp/news/051229/morning/column.htm
こういうスパイ活動は、冷戦時代も活発だったし、今もやってる。最近でも
ロシアにも結構やられてるが、産経抄子には、中国以外は眼中にないらしい。
「法律の整備」と言うが、中国政府が秘密裏に中国国内でやることに、どう
やって国内法で対応できるんだろう? 「安全部がA氏と接触した」という程
度の情報程度で、アクションを起こせるのは、アメリカぐらいのモンだろう。
瀋陽の事件のときもそうだったが、どうも外務省の職員は、上司に出来事の
正確な報告をしない傾向があるようだ。個々人でいろんな脚色を勝手に混ぜ
るから、上司に不正確な情報しか上がらない。上がらないから、不正確な情
報に基づいた主張をする。で、足をすくわれる。これが日本側の問題だと思
う。この問題も、個人としてどんなに恥ずかしい話であったとしても、上司
に正確に報告するべきだった。ニセ情報を流すのも諜報のうちだったんだか
ら。その上で、外務省がその職員を(身体的にも社会的にも)全力で守るとい
うなら、国民としても納得できる。すでに故人なので職員を悪くいうつもり
はないが、今回の事件で目立ったのは、諜報活動の分野における「中国の非
道さ」よりも「日本の弱さ」だな。「中国は、こんな酷いことをしてるんだ
よ」と世界に訴えても、諜報戦を知ってる人からは「この程度の諜報活動に
引っかかる方がマヌケ。自己責任だ」と言われそうだ。
・・・それにしても、産経抄が「スパイ防止法」を持ち出したのには笑った。日本国内でしか使えない法律を、国外で起きた事件にかこつけて持ち出すのはなぜなんだろう。(@∀@)
・・・こういう死者を政治利用するセンスというのは、おそらく靖国神社と同じような発想なのだと思うが、どうも好きになれない。
・・・だいたいスパイ防止法は「スパイを阻止することが主目的の法律」ではない。(スパイの阻止だけであれば現行法で可能。)アメリカの「愛国者法」がそうであるように、「スパイ摘発」や「テロ対策」の名のもとに、「市民による政府への監視や批判」が弾圧対象となる危険があるわけだ。こんなことはとっくの昔に指摘されている。
▼(過去記事)国家秘密保護法制定をめぐる動きに関する質問主意書(1986年)
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/syuisyo/104/syuh/s104010.htm
>二 (1) 自由民主党政務調査会編集にかかる「スパイ防止法−その背景と目的」(昭和五十七年十一月)に掲載されている「主要スパイ検挙一覧表」によれば、昭和二十九年から五十六年までの二十八年間に十三件のスパイ事件があつたというが、その内容は、「独立国家の平和・安全」との関連は薄いと思われ、また、それを脅かすものとは言い難いものである。この程度の事実をもつて「日本はスパイ天国である」とするのか。
>(2) このような議論は、ちようど、「ソ連脅威論」を唱えて軍備強化を図ることと軌を一にした、外患を利用して世論を操作しようとするような権力者の常套手段であつて、為にする議論であるといわざるを得ない。
>したがつて、現行法で十分対処できる前記一覧表の十三件の事件だけでは、国民の基本的人権と重大なかかわりがある国家秘密保護法について、その制定の必要性は出てこないと考えるがどうか。
>三 政府は、主権者たる国民の基本的人権を尊重するのであれば、国民の知る権利、またその具体化である「情報公開法」の制定こそ急ぐべきであり、また熱意をもつて検討すべきであると考えるが、この点についてはどうか。政府の見解を承りたい。
▼(過去記事)青森県議会議事録
>今最も緊急かつ重要な政治課題となっている国家機密法についてであります。世論の強い批判を無視して、自民党は六日、ついに国会に提出をしました。国家秘密を守るという口実のもとで、死刑のおどしをもって国民の目、耳、口をふさぐという大変な法案であります。ねらわれているのはスパイではなくて国民であり、言論であり、取材、報道の自由そのものであります。自民党は、五年前に発覚しました元陸将補による自衛隊スパイ事件を理由として、「日本はスパイ天国になっている」と、今度の法律の必要性をそこに置いて強調しています。何も新しい法律をつくる必要はありません。守秘義務を定めた国家公務員法その他現行法を適正、厳正に運用するならば十分防止できるのであります。現に、宮永事件を調査した防衛庁は「現行の秘密保全規程は一応整備されている」という報告書をまとめたではありませんか。日本の現行法体系ではスパイは取り締まれないというのであれば、どうして宮永元陸将補その他が逮捕され有罪になったのでしょう。このことをどう説明するんでしょうか。国家機密法の実際のねらいは別にあります。自民党が提案した法案によると、防衛問題や防衛にかかわる外交問題のすべてを国家秘密とし、これを探知、収集して外国に通報したりした場合には死刑を最高刑として厳罰に処する、としています。また、外国が知り得る状態に置くことだけで外国への通報とみなされますから、政府が国民の目から隠している防衛、外交の実態を国民の目の前に明らかにする行為のすべてが犯罪とされ、処罰されるわけであります。まさに軍機保護法、国家保安法と全くうり二つ、戦時立法そのものであります。
ついでにこれも。
▼スパイ防止法と韓国製カルト・統一教会の結びつき
・・・自国民を「スパイ」予備軍扱いして監視するロジックが、行き着く先はどこか。その一例。↓
▼日本兵「スパイ殺害」記述/沖縄戦 住民虐殺裏付け
軍用手帳に初の文書記録
沖縄タイムス2005年12月28日(水)
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200512281300_01.html
>スパイ殺害記述があるのは四月十七日。日本軍は当日、八重岳から多野岳移動を予定し、午後六時に六百人が集合。移動命令後に、「スパイを殺害。オダさん?」との記述がある。
>沖縄戦で、日本軍は、防諜重視の方針で、県民を総スパイ視。地域の指導者層、島言葉を話す者、移民帰りの者にスパイ嫌疑をかけ殺害する事件が各地で多発している。
>手帳の記述と一日違いで本部町伊豆味で、米軍上陸を日本軍に報告しに行った国民学校の校長が殺された。五月には伊豆味と今帰仁村渡喜仁の指導者らや、大宜味村渡野喜屋で中南部の避難民が集団で日本兵に殺害されている。