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(回答先: ハンセン病補償訴訟、台湾人には支給・韓国人分は棄却 [読売新聞]【韓国訴訟は補償の根拠として別法を求めたもの】 投稿者 あっしら 日時 2005 年 10 月 25 日 14:03:20)
ハンセン病訴訟の判決後、そろって会見に臨んだ韓国、台湾の両原告らは、結果の明暗が分かれたことから、複雑な表情を見せた。
台湾訴訟原告の黄金涼さん(76)は「判決を聞いた瞬間はうれしかったが、一緒に戦ってきた韓国の人がどうして敗訴なのか。本当に残念です」と、たどたどしい日本語で話した。「今の率直な気持ちは」と問いかけられても「喜び半分です」と答え、最後まで笑顔はなかった。
一方、韓国訴訟原告で車いす姿の蒋基鎮(チャンギジン)さん(84)は「勝訴を信じて何度も来日したが、苦労が水の泡になったようで言葉もない」と無念の表情。悔しそうに一気に語るため、通訳のメモが追いつかないほどだった。「同じような被害者が同じ裁判所に訴えたのに、一方が笑って帰り、一方が泣いて帰るのは理解しがたい。なぜこのような結論になったのか裁判官に直接会って確かめたい」と語り、時折目頭を押さえた。
会見の中で、両訴訟原告の弁護団は「原告らの平均年齢は81歳を超えており、解決を引き延ばすことは許されない。我々は、両施設の入所経験者が補償対象に含まれることを明確にするよう国会議員に求める。厚労省は台湾訴訟の控訴を断念して判決を確定させ、すべての被害者救済の措置を取るべきだ」との声明を読み上げた。【木戸哲、佐藤敬一】
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韓国、台湾両訴訟の原告弁護団は、閉廷後に会見した。冒頭、「原告らの平均年齢は81歳を超えており、解決を引き延ばすことは許されない。我々は、両施設の入所経験者が補償対象に含まれることを明確にするよう、立法者としての国会議員に求める。厚労省は台湾訴訟の控訴を断念して判決を確定させ、すべての被害者救済の措置を取るべきだ」との声明を読み上げた。
毎日新聞 2005年10月25日 13時37分
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20051025k0000e040066000c.html