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(回答先: 中国と韓国(日々通信 いまを生きる) 投稿者 gataro 日時 2006 年 4 月 02 日 10:08:03)
> いま、北朝鮮の体制転覆を主張して、難民が雪崩のように韓国・中国へ流入する方式を主張するものがあるが、これは中韓朝いずれにとっても犠牲の多い道で、無責任な主張であろう。
北朝鮮民主化はソフトランディングが望ましい。その方式での民主化は日本の治安や経済にも悪い影響を与えると思う。喜ぶのは朝鮮半島を最も安く買い叩きたいハゲタカだけだろう。その方向だと朝鮮半島住民の大多数がドイツ統一、アルバニア崩壊直後以上の困窮に置かれ、軍需産業と国際金融資本ばかりがぼろ儲けをするだろう。
>中国は広大な国だ。河北省だけでも日本と同程度の面積と人口があるという。
>地域による自然条件も極端に異なり、人口は13億におよび民族も55におよぶ言語も文化も異にする多民族国家である。放置すれば対立と混乱は絶えず、国家的統合、共同は望むべくもない。
>このような広大な国土と人口、多様な物産に富む国であることは、中国の発展の基礎であろうが、それはまたいつ崩壊するかも知れぬ危険を内包しているのだ。
> 眠れる獅子という言葉があるが、いま、たしかに眠れる獅子は目覚めた感がある。> 中国共産党は絶えず経済的な発展を実現し、国民の幸福を拡大して行くことによってのみ、その権威を保持し、国民統合を実現することができた。
真の中国について論じなければならないのは、靖国参拝だの反日教育だのといった表層的な事象ではない。一部の都会のインテリの若者が起こした行動よりももっと注目すべきことがある。それは、中国の大部分の労農の暮らしがどうなのか、中国は今世界中で政治的・経済的影響力を及ぼしているが、これが人類全体に何をもたらすのか?日本海で大発生した巨大クラゲなど、中国の公害は日本やロシアにまで進出している。そんな中で私達人類のライフスタイルや企業のあり方、軍隊とは、軍需産業とは、資本主義や金融とは何かを論じなければならないのではないか?中国を中心とする人類的危機の中で、日本及び日本人に関わる範囲内でしか問題意識を持てない政治家や官僚、大手マスコミ・出版社、大学教授などの知識人というのはあまりにも人類の未来の世代に対して無責任なのではないか。中国13億の発展の問題というのは、決して日本人1億にのみ関わる問題として矮小化されてはならないのだ。日本の支配層は何故、ひのきみ天皇にばかり目を向けさせて、今そこにある人類文明の危機には目を向けさせようとしないのか?今、我々が真に考えねばならない切迫した問題とは、日本と中国の政治家や官僚がコチョコチョなんかすれば終わりというような問題なのか?本当に中南海と霞ヶ関・永田町だけの問題なのか?
私には産経新聞が人類の未来を救うマスコミには見えないし、また産経自身が人類全体を救おうとも思ってないでしょう?しかし、日本だけが良ければ世界が地獄でも良いという考えがあったとして、どうやって世界から日本を切り離すのか?日本列島だけ宇宙空間に浮上するのか?それで日本人が生きていけるというのか?今のマスコミ、出版社、知識人、政治家、官僚というのはなんと小さな連中なのだろうか?