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(回答先: 日経【英軍がイラクの刑務所攻撃・英兵2人を「救出」】:論評 投稿者 木村愛二 日時 2005 年 9 月 21 日 20:39:33)
□謎解き:事件はイギリス軍撤退の棚上げ直後に起こった
http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/106443381?page=1#106443381
2005/09/21 (水)
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イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 転送・転載可
編集・発行 山本史郎
webサイト
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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※ 今日紹介する主な内容 ※
<日本語版だけの号外>
☆特集: 検証=バスラで逮捕された英特殊部隊員
・写真: 英特殊部隊員が所持していて、逮捕後に没収された兵器
・写真: 同上および逮捕された兵士、炎に包まれた英軍戦車ほか
・2人の兵士は爆発物を車に積んでいた
・謎解き: 事件はイギリス軍撤退の棚上げ直後に起こった
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☆★英特殊部隊員が所持していて、逮捕後に没収された兵器
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●写真: アル・イラキーヤTV > ロイターTV
http://news.yahoo.com/photos/ss/events/iraq/082701iraqplane/im:/050920/
photos_wl/2005_09_20t104655_450x372_us_iraq;_ylt=AnP2DryFvAGOz16BpRSbOd
wHcggF;_ylu=X3oDMTA3dmhrOGVvBHNlYwNzc20
(URLをつないでご覧ください)
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☆★写真: 同上および逮捕された兵士、炎に包まれた英軍戦車ほか
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●アルバスラ・ネット掲載
http://www.abolkhaseb.net/images/basrah190905/basrah_200905.htm
※昨日紹介したロイター写真ニュースの映像もあり。
●昨日の<特集: イギリス軍が戦車で牢破り>は次のURL
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/2005British_troops_freed_in_jailbreak.html
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☆★2人の兵士は爆発物を車に積んでいた
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●イラク警察がバスラで2人のイギリス兵を拘束
Iraqi police detain two British soldiers in Basra
新華社 9月19日
http://news.xinhuanet.com/english/2005-09/19/content_3514065.htm
バグダッド発、9月19日、新華社:
イラク警察は19日、警察署に発砲した件で、イラク南部の都市バスラ
において、民間人の服装をした2人のイギリス兵を拘束した−−警察が発
表した。
「アラブの衣装をまとった2人はバスラの警察署に発砲した。警官がそ
の攻撃犯を追いかけ、彼らを逮捕したところ2人のイギリス兵だと判った」
−−イラク内務省の関係者が新華社に語った。
2人の兵士は爆発物を積んだ民間車両を使っていた−−その関係者が語
った。彼はさらに2人はバスラ警察本部で尋問されていたと述べた。
イギリス軍はイラク当局に、2人の兵士は任務を遂行中だったと伝えた
−−上述の情報筋が語った。イギリス軍当局者は、その事件について確認
することはできないが、調査中だと語った。
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☆★謎解き: 事件はイギリス軍撤退の棚上げ直後に起こった
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●山本史郎によるコメント
逮捕された2人のイギリス兵が特殊部隊員であり、「秘密任務」を遂行
中だった点は、バスラ警察やイラク内務省などのいわゆるイラク当局の側
からの主張も、イギリス国防相側の主張も相違はないようだ。
そして、その「任務」の内容となると、英国防相は明らかにせず、イラ
ク当局側は逮捕理由として、市民および警察への発砲をあげている。道路
上の警官への発砲なのか、警察署への発砲なのかは、昨日紹介した記事と
今日紹介した上記の新華社報道とでは、微妙に食い違っている。
2人の所持品については、写真(上に紹介)が公表されている。
新華社だけでなくインターファックスの報道でも、2人の兵士が使って
いた自動車には爆発装置が積まれていたとされているようだ。
またワシントン・ポストの記事でも、イラク治安部隊関係者による非難
として、2人のイギリス兵がイラク人勢力(forceと書いてあり、軍
部隊を指すことも警察の部隊を指すこともある)を銃撃したか、あるいは
爆発物を仕掛けようとしていたことが指摘されている。
参照: ワシントン・ポスト 9月19日
British Smash Into Iraqi Jail To Free 2 Detained Soldiers
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2005/09/19/AR2005091900572.html
爆発物を仕掛けている途中で銃撃戦になったのかもしれないが、いずれ
にしても、まぎれもないテロ行為そのものである。
仮にそれが「イギリス軍特殊部隊員」の任務だとしても驚くことはない。
イラクに宗派間対立をあおって「内戦の危機」を騒ぎ、またデッチあげよ
うとしているのは、米軍が指揮する有志連合軍=多国籍軍であるからだ。
戦車まで動員してイギリス軍が2人の「救出」を急いだ理由も、そうい
う情を隠したかったからだとすれば、辻褄(つじつま)はあう。
日本の一般報道では、これほどの重大事件だというのに、のちに続く報
道は極端に少ないうえに、イギリス兵が何をしていたのか、なぜイギリス
軍は戦車までも動員して牢破りをしたのか、その後の追求がない。(ザル
カウィ云々などでは、真偽の検証もせずに、webサイトで発表した云々
の話をいくらでも紹介するのにである。)このことも覚えておこう。
そのイギリス軍の最近の動向はというと、イラク撤退計画の棚上げと増
強。たとえば9月18日の読売新聞は、その理由を、「イラクが本格的な
「内戦状態」に陥りつつあることに対応したものだという」と伝えた。そ
の実、騒乱を起こしたがっているのは、まぎれもなくイギリス軍であり、
米軍指揮する占領軍ではないか、というのが今回の事件の第一印象である。
参照: 英軍がイラク撤退棚上げ、近く旅団再配備…英紙
(2005年9月18日20時50分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20050918it13.htm
【ロンドン=飯塚恵子】18日付の英日曜紙サンデー・テレグラフは、
イラク駐留英軍について、英政府が内部で検討していた大幅撤退案を棚上
げし、撤退の期限設定も当面取りやめた、と報じた。イラクが本格的な
「内戦状態」に陥りつつあることに対応したものだという。 ・・・
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イラク・レジスタンス・レポート
日本語版:http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
イラク情勢ニュース(URUK NEWS)の重要な構成部分です。
英語版:http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
Iraqi Resistance Report :
Translated and/or compiled by Muhammad Abu Nasr,
member, editorial board, the Free Arab Voice
イラク情勢ニュース URUK NEWS
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メール宛先: uruknewsjapan@ybb.ne.jp
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