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(回答先: 特集:イギリス軍が戦車で牢破り [イラク情勢ニュース] 投稿者 white 日時 2005 年 9 月 20 日 22:41:18)
CNNからhttp://www.cnn.co.jp/world/CNN200509200003.htmlより引用
イラク駐留英軍、逮捕の兵士2人を戦車で救出
2005.09.20
Web posted at: 11:25 JST
- CNN
バグダッド(CNN) イラク駐留英軍は19日、南部バスラの警察留置所を戦車や軍用車で強襲し、逮捕されていた英兵2人を救出した。イラク内務省関係者がCNNに明らかにした。英国防省は、兵士2人が「釈放された」と説明している。
イラク内務省筋によると、英軍は軍用車両と戦車で留置施設に突入し、英兵2人を強奪した。2人は同日午前、バスラ中心部でいきなり発砲したため逮捕されていた。2人はアラブ服を着て、通行人に向かって銃を乱射し、交通警官をふくむ数人を負傷させた疑い。2人は現場を逃走したが、間もなく警察に拘束され、事情聴取に対して「秘密の特別治安任務」に就いている英海兵隊員だと供述したという。
海兵隊員2人が逮捕されバスラ警察本部に留置されていると、イラク当局が英軍に連絡してから約3時間後に、軍用車両による救出作戦があったという。
イラク警察によると、イスラム教シーア派サドル師派民兵組織「マフディ軍」の民兵や住民ら数十人が、留置所近くで英軍と交戦し、戦車に火炎瓶を投げて放火したり投石したりした。
一方、リード英国防相は兵士2人が「釈放された」とコメントを発表したが、なぜ拘束されたかについては説明しなかった。また民兵組織と英軍の交戦については「あの場にいた大勢は明らかに、騒乱を起こそうと待ちかまえていた。イラクの人々の大半はこのような暴力沙汰を嫌悪するものと信じている」とコメント。「混乱の1日があったが、バスラの状況は現在、前より落ち着いている。現時点では、なぜあのような騒ぎが起きたのか特定できない」と事実関係について言明を避けている。
バスラでは今年8月にはニューヨーク・タイムズ紙と契約していた米国人フリー記者が拉致され殺害された。また今月19日には、やはりニューヨーク・タイムズ紙と契約していたイラク人記者ファケル・ハイデルさん(38)が自宅から拉致され、処刑スタイルで銃殺された。ニューヨーク・タイムズに記事を提供していた2人は共に、シーア派武装勢力がバスラで勢力を伸ばしている様子を記事にしていた。
また9月には駐留英軍の兵士3人も殺害されている。